具体的な業務内容
【兵庫/尼崎】技術・プロセス開発(農業系バイオマス熱処理後の灰の二次精製技術)◆年休125日
【年間休日125日/土日祝休み/事業化前のフェーズから関与可能/農業系バイオマスを活用してカーボンニュートラル実現に貢献】
■職務内容:
・『農業系バイオマスの資源・エネルギー利用システム』の中核要素技術である二次精製技術(熱処理後の灰の二次加工技術;粉砕、洗浄、乾燥など)開発が主要業務となります。
・2022〜23年から、設計した実証プラントを用いて、国内2地域でフィールド実証実験を実施し、技術を確立を進めています。2024年以降の事業化に向けて、システムの設計標準化までご担当いただきます。
【農業系バイオマスの資源・エネルギー利用システムについて】
もみ殻を約800℃に熱し、シリカを獲得して資源利用することと、その過程で発生する熱やCO2を再利用することで、資源・エネルギー循環のシステムを構築します。
【業務内容の変更の範囲:製造技能職業務を除く当社業務全般】※経営環境・方針、組織改編等により変更となる場合がございます。
【業務の流れ】
要素技術開発業務の大きな流れは次の通り(現在は、社内に既存のテストプラントがあり、それを活用して実験を実施)。
(1)計画の立案:必要な収支計算、容量計算実施。実験方法、評価方法の検討。
(2)装置の製作・改造:実験装置の計画、設計(製図は外注)、手配(業者選定、交渉、発注、検査等)。
(3)準備:設置工事、ユーティリティーの手配。実験後廃棄物処理方法の検討。官公庁届出(必要な場合)。
(4)実験:実験を実施し、結果を評価。必要なら再実験実施のため(1)から再度実施。
(5)設計基準・製作図作成:実際に製品として事業部門が取り扱えるようまとめる。
※製図は設計会社に依頼。
■配属組織のミッション:
バイオマスからの資源・エネルギー利用を通じて、現行事業強化及び新規事業創出に貢献するため、技術開発とビジネスモデル構築を担っている部門。
中でも、今回募集する「農業系バイオマスからの資源・エネルギー利用システム」は、クボタの主要事業領域である農業分野において資源循環、カーボンニュートラルに大きく貢献できる技術であるため、社内的に重要視されており、早期の事業化が期待・要望されている。
チーム/組織構成
その他プロジェクト事例
利用するツール・ソフト等