具体的な業務内容
【大阪/堺】ソフトウェア開発 | 農業機械の電子制御システム●走行性能や作業性を左右するソフトウェア
■概要
機械研究開発第三部では、トラクタに搭載される各機能(走る、回す、持ち上げる、脱穀する、など)を実現する制御方法、制御システム(主にソフトウェア)を開発しています。
農業機械の電子制御化が進み、制御ソフトウェアなしには製品が成り立たなくなっており、その中核となる制御システム、ソフトウェアの開発を行います。
従来のハンドコード(C言語)によるソフト開発のみではなく、モデル記述やシミュレーションも活用し、開発方法の効率化する役割も担っています。
■業務詳細
制御システムおよびソフト設計、評価の担当者として主に以下の業務を遂行いただきます。
・油圧、モーター、クラッチなどをどのように動かせば実現できるか(制御仕様)の検討を行う
・制御システム、ソフトウェアを設計し、実装、デバッグの実施
・研究(実車試験)に参画し、評価と課題抽出、改善策の立案とシステムの改善
・関連部門とスケジュールや開発項目、仕様などについて現在の主担当と協力して開発を行う
ご経験に応じて農機製品の制御開発主担当として、製品の企画、開発、製品化までを対応いただきます。
欧州にも開発拠点があり、希望と適性を鑑みて駐在し、制御開発を進めることも可能です。
■仕事の進め方
農機製品の乗り心地や作業性能の目標設定、制御方法(仕様)検討、制御システム設計、実装、研究(チューニング)、評価を製品技術部と実施し製品化していきます。
残業は25時間程度で、開発状況に応じて在宅勤務制度も利用することができ、働きやすい環境です。
■開発体制
・制御開発者 数名と、制御システムの設計、評価、品質を対応します。
・大形機種であれば数名で1機種、小形〜中形機種であれば1人で1機種以上を担当し開発を進めます。
・新規機能の先行開発も担っており、個人の提案が製品仕様、制御仕様になる事例も多くあります。
■使用ツール
・Cコンパイラ(CS+)、Polyspace、Canalyzer、Matlab/Simulink
■このポジションのやりがい・特徴
・農機製品に必要不可欠な電子制御システムの開発を担い、機械の走行性能や作業性を左右する重要なソフトウェアを開発しますので、自身の工夫や頑張りが製品の価値となります。
変更の範囲:会社の定める業務
チーム/組織構成
その他製品・プロジェクト事例
利用するツール・ソフト等