具体的な業務内容
【兵庫/神戸】プラント設計(上流工程/原子燃料サイクル施設・廃止措置エンジニア)※年休126日
■業務内容:原子燃料サイクル施設・廃止措置エンジニアとして以下をご担当いただきます。
<(1)革新軽水炉及び次世代型原子炉の検討本格化に向けた詳細設計、上流設計>
革新軽水炉や次世代型原子炉の導入と合わせて、核燃料サイクルを構築するために、使用済燃料の再処理及び再処理した核燃料物質の供給が重要となります。その検討本格化に合わせて、次世代再処理工場の検討も進めており、次世代再処理工場のコンセプトをかためる基本計画、プラントの概念検討、モノづくりへの展開としての基本設計、詳細設計と上流設計に携わっていただくことを考えております。
<(2)廃止措置に向けた基本設計、詳細設計>
福島第一原子力発電所の廃炉に向けた取り組みにも参画しており、原子炉格納容器内部からのデブリという核燃料物質の溶融物の取出しや、それら廃棄物を安全に取り出すための設備、廃棄物の安全な移送・保管するためのシステムの検討・開発を行っております。移送・保管システムの構築では中核企業の位置づけで、電力会社と協調しながら基本設計をすすめており、これらの基本設計、詳細設計にも携わっていただくことを考えております。
■業務の特徴:
・プラント設計における上流設計となるため、インターフェイスが多く、所内関係者との協議、折衝する場面が多いです。また客先との窓口にもなることが多いので、客先ニーズを把握し、計画的な長期的な業務推進が求められます。
・20〜30代の若手の内から主担当として活躍できる職場です。
■募集背景:カーボンニュートラル達成のために、原子力発電は基幹電源と位置付けられています。SRZ-1200、小型炉や高温ガス炉などの新しい炉型の設計業務にも取り組んでおり、今後も事業の拡大が見込まれる分野のため増員募集です。
■原子力事業の将来性:CO2を出さない大規模・安定電源のため、2050年カーボンニュートラル実現の上での「脱炭素、地球温暖化対策の切り札」です。また、燃料であるウランは長期間使用・リサイクルが可能なため、エネルギーセキュリティの点からも重要視されております。日本政府の基本方針としても、既設炉再稼働推進・60年超運転、燃料サイクル推進、次世代革新炉の開発・建設による長期的かつ最大限活用のため、原子力発電の重要性は一層高まる状況です。
チーム/組織構成