具体的な業務内容
【兵庫/神戸】電気計装設計(原子力プラント向け設備)※年休124日/リモートワーク制度有
※グループ会社である「三菱FBRシステムズ株式会社」への出向案件です。
■業務内容:原子力発電プラントに関する電気・計装設備の概念設計を行っていただきます。
・上流要求側を含めた関連部門との調整
・設計仕様を具体化
・研究開発計画の立案と推進
■対象設備:各種電気設備や計装設備(各種検出器、制御システムなど)
■ポジション役割:プラントを安全に稼働させるために「熱をどうしたら安全に運べるか」、電気・計装設備の仕様から設計するポジションです。
■グループのミッション:SFRプラントの全ての状態に対して監視・制御・安全動作を行うための計装設備、またプラントを円滑かつ合理的に運転するための電気設備の設計を行っており、プラントに要求される機能を達成できるよう、それらの設備仕様を設定しています。
■事業将来性:エネルギー問題の解決と脱炭素社会の実現のためには、資源の有効利用と廃棄物の減容化が可能なナトリウム冷却高速炉(SFR)プラントが必要です。三菱重工業と三菱FBRシステムズは、SFRプラントの開発を担う中核企業として国から選定され、2040年代のSFRプラント運開を目指して積極的に開発を推進しており、2024年度からSFRプラントの概念設計が開始されるため、今後も事業の拡大が見込まれる予定です。
■原子力の将来性:CO2を出さない大規模・安定電源のため、カーボンニュートラル実現の上での「脱炭素、地球温暖化対策の切り札」です。また、燃料であるウランは長期間使用・リサイクルが可能なため、エネルギーセキュリティの点からも重要視されております。日本政府の基本方針としても、燃料サイクル推進、将来の多様なニーズに応える次世代革新炉の開発・建設による長期的かつ最大限活用のため、原子力発電の重要性は一層高まる状況にあります。
■出向先「三菱FBRシステムズ株式会社」とは:「高速炉の研究開発、設計、エンジニアリング」会社です。三菱重工業株式会社が高速増殖炉(FBR)開発の中核会社として選定されたことを受け、FBRの研究開発やデザイン・エンジニアリングを担う、日本で唯一の会社として、2007年7月1日から事業を開始しました。
※FBRとは、高速中性子を利用して燃料を増殖するFast Breeder Reactorの略で、日本では「高速増殖炉」と訳しています。
チーム/組織構成