具体的な業務内容
【香川/坂出】生産技術<工程開発・設計開発>ピッチ系炭素繊維を担当◇残業20h以内◇同意のない転勤無
【世界トップクラスシェアのピッチ系炭素繊維/宇宙・人工衛星や半導体製造装置など、幅広い業界で採用/総合化学メーカーならではのノウハウ】
■職務概要
ピッチ(石炭由来)系炭素繊維に関わる各種技術検討に従事いただきます。
<具体的な業務内容>
・ピッチ炭素繊維に関わる生産技術
・カーボンファイバー(CF)材料設計、プロセス設計に関わる工程設計、設計開発管理、顧客対応、技術報告書作成、特許出願、業務効率化(生産性向上)
・ゼロ災害達成に向けた各種取り組み、法令/コンプライアンス順守、不具合改善活動、5S活動
■ミッションテーマ例
・新規顧客獲得に向けた高熱伝導向上施策の検討
・新規顧客認定獲得のための高熱伝導ミルドファイバーの開発
・外部調達を利用した二次黒鉛化を含めた量産体制の確立
・プロセス最適を目的とした特定物質回収技術検討・設計のための他部門連携促進
・欠陥自動検査機の導入の実現
・工場運用最適化実現に向けた、生産ラインを利用した課題の抽出、解決策の立案・実行
・各種現業フォロー・営業フォローの実施
■三菱ケミカルの炭素繊維事業
パン系(石油由来)とピッチ系(石炭由来)両方の炭素繊維を製造しており、ピッチ系炭素繊維は世界シェアトップクラスを誇ります。2種類の原料から得られる多様な炭素繊維によって、お客様の要望に沿った炭素繊維をご提供できるだけでなく、中間材料、成型加工品の自在な設計が可能です。
<人工衛星への適用例>
炭素繊維は、高い寸法安定性を持っており、深淵宇宙での高精度観測を実現させました。
特に、ピッチ系炭素繊維の高弾性グレード「K13C2U」が持つユニークな負の熱膨張率特性を活用し、樹脂の正の熱膨張率とバランスさせ「ゼロCTE(熱膨張率)」を実現しました。この部材は光学機器支持部材として太陽観測衛星に使用され、高精度観測に貢献しています。
※産業分野を中心に多様な用途に使われる先端素材である炭素繊維の製造、開発に携わることが出来、自身の達成した成果が人類の進化に大いに貢献することが出来ます。
■当社について:
三菱ケミカルグループは、2023年度売上収益4兆3,872億円、コア営業利益2,081億円、研究開発費は1,216億円、設備投資額2,839億円です。
変更の範囲:会社の定める職務
チーム/組織構成
その他製品・プロジェクト事例
利用するツール・ソフト等