具体的な業務内容
【埼玉】Honda eVTOLの高度自律飛行実現の為の要素技術研究(統合認識システム)#3847
■職務概要:
◇統合認識システムとは、種々の手法により計測される、周辺情報・通信により得られる情報など統合して、周辺あるいは予定経路の状況を把握・監視するシステムです。統合認識システムのケイパビリティは、Navigationシステムの性能を決定づける大きな要素となります。
◇将来的に、非常に高密度な運航による高い利便性の提供が期待されるeVTOL(電動垂直離着陸機)が普及する社会では、多様な状況に適用できる、より高度で、信頼性の高い認識システムが必要不可欠です。
◇さらには、急な天候変化・視界不良への対応できることが、より安全性を高める、キーデバイスとなると考えます。
※Navigationシステム…航空機体の運用における主要機能の一つです。非常に簡略的に表すと、自分の位置を確認しながら、目的地に到達させるという目的を果たすための重要な機能です。認知・計測とも表されます。
■職務詳細:
◇まず、対応できるシーンを向上させるための、新しい認識技術を積極的に取り組んでいきたいと考えています。そのため、技術の調査や評価、あるいは考案し、キーデバイスの要素の探索を行います。
◇平行して、統合認識システムとして、冗長性や安全性の構想設計を行い、統合システムの全体像を定義していきます。
◇Fusionシステムの基盤構築を行う為、種々のセンサのLowデータから、パーセプションまでデータ処理を一貫して行い、統合します。
◇また、SLAMとの融合など広範囲にわたり、認知関連処理の全体設計と実装アルゴリズムに着手します。
※SLAM…自己位置推定と環境地図作成を同時に行う技術
■開発言語・ツール:
・言語:Python、C/Cpp等
・オープンソース:Caffe、Tensarflow等
・ツール:MATLAb/SimLink、ABOX
■先進技術研究所について:
◇2019年4月、10年先を見据えたモビリティ革新技術と、さらにその先のフロンティア領域における先進技術の創出のため、先進技術研究所が設立されました。
◇当社における全領域の先行研究機能の集約を行い、領域の垣根を越えた新価値の提供を目指しております。
チーム/組織構成
その他製品・プロジェクト事例
利用するツール・ソフト等