具体的な業務内容
【埼玉】空の移動を身近にする高度自律飛行実現の為の要素技術研究(機体統合認識システム) #3847
■職務概要:
【高密度運航を目指して】
eVTOLは、UAMに分類されると言われています。このUAMは、新たな空のLayerで運航されることが想定され、新しい管制や仕組み・ルールの中で運用されるとされています。この新Layerでの運用において、さらなる普及による利便性の向上を目指し、高密度な運航を実現していくことが提唱されています。
この高密度な運航を実現する為には、システムはより複雑化していくと考えられます。この為、エコシステム全体の自動化、また、飛行の自律化がキーとなると考えています。Hondaはこの高度で複雑なシステムの実現に目を向け、研究をスタートしました。
【飛行の自律化と機体統合認識システム】
飛行の自律化においては、周囲を監視し、安全な行動を選択することが求められます。
この為、周囲の状況を、 より正確に、より広く、より早く 認識する高度な、認識システムが要求されます。機体統合認識システムとは、種々の手法により計測される、周辺情報、通信により得られる情報など統合して、周辺あるいは、予定経路の状況を把握・監視するシステムです。統合認識システムのCapabilityは、航法性能を決定づける大きな要素となります。将来的には、非常に、高密度な運航による高い利便性の提供が期待されるeVTOLが普及する社会では、都市内などの複雑かつ多様な状況に適用できること、急な天候変化・視界不良への対応できることが、より安全性を高めるキーデバイスとなると考えます。
※専門性や適性、会社ニーズなどを踏まえ、会社が定める業務への配置転換を命じる場合があります。
■職務詳細:
まず、対応できるシーンを向上させるための、新しい認識技術を積極的に取り組んでいきたいと考えています。そのため、技術の調査や評価、あるいは考案し、キーデバイスの要素の探索を行います。
平行して、統合認識システムとして、冗長性や安全性の構想設計を行い、統合システムの全体像を定義していきます。
センサフュージョンシステムの基盤構築を行う為、種々のセンサのLowデータから、パーセプションまでデータ処理を一貫して行い統合し。3次元マップを生成する技術に取り組んでいただきます。
■開発ツール:
言語:Python、C/Cppなど
オープンソース:Caffe、Tensarflowなど
チーム/組織構成
その他製品・プロジェクト事例
利用するツール・ソフト等