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スタバが800人の契約社員を「全員正社員」へ 「さすがビジョンが違う」と絶賛の声
2014年2月19日放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)は、スターバックスコーヒージャパンが、現在いる800人の契約社員"全員"を正社員にするというニュースをトップで伝えた。
2014年度から契約社員制度を廃止し、正社員の数を、現在の1800人から一挙に2600人程度に増やす。スターバックスは「ビジネスの成長に向けた戦略的投資だ」として、今後の更なる店舗拡大に意欲を見せている。
ねらいは即戦力の人材を囲い込み、店長候補を育てること。外食産業の雇用確保の難しさに加え、非正規雇用の待遇改善などが社会的な関心となる中、外資系企業の英断は、日本企業の雇用戦略に影響を与えそうだ。
本家米国では「パートタイマーにもストックオプション」
このニュースが流れると、ツイッターでは驚きの声があがった。
店舗を利用する顧客の視点から、「質の高い従業員を正規雇用し、業務の質を高めるのはイイ! 応援したい」と歓迎する書き込みも見られる。
スターバックスコーヒーが日本に上陸したのは、18年前の1996年。本社が押し付ける店員の接客マニュアルは存在せず、店員自身が考えを教えあい、人を育てていると聞いたことがある。明るい雰囲気の店づくりが、サービス向上にもつながっている。
もともと本家アメリカのスターバックスも、従業員を大切にしているそうだ。パートタイマーには正社員と同程度の健康保険を適用し、ストックオプション制度を設けたときもパートタイマーを対象に含めたという。
契約社員を正社員にするということは、その価値があるほどに人材が育っているということを意味する。スタバを真似できるほど、自社の人材を育てきったと自信をもって言える企業がどれだけあるのだろうか。(ライター:okei)
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