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サムスン入社試験に10万人殺到 専門予備校や対策本も
新卒学生の「大企業志向」は、お隣の韓国でも同じようだ。4月14日、韓国サムスングループ18社の「上半期入社試験」が実施され、受験者が10万人にのぼったと報じられている。
レコードチャイナによると、今回の筆記試験は5択で、問題数は160。この成績により応募者を約1万人に絞り込み、5月の面接により5000人程度の採用者を決めるという。最終的に約20倍となる狭き門だ。
韓国大卒者の3割が受験
東洋経済日報によると、採用試験はソウルを中心に韓国国内85か所、海外ではニューヨークやロサンゼルス、トロントでも実施。試験の実施にあたり、サムスンの役職員1万人が動員された。
聯合ニュースは、この「サムスン職務適性検査(SSAT)」の受験者向けに専門予備校が増えているほか、一部の大学で特別授業や模擬試験を実施。関連書籍も約50種類出版されていると紹介している。
サムスングループの売上は、韓国GDPの2割近くを占める大企業。就活生の間では「サムスンにあらずば人にあらず」という言葉もあり、大卒者の約3割が試験を受ける過熱ぶりとなっているようだ。
しかしこの「狂想曲」ぶりに、国内では批判もあるようだ。中央日報のキム・ヨンミン記者はこの適性検査を、
とし、サムスン幹部が「出題された質問項目が果たしてサムスンに適切な人を選ぶためのものなのか正直判断がつかない」と漏らしていたことも明かしている。
あわせてよみたい:韓国の異変「日本ブーム」に「中国シフト」