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「人手不足だから退職すると言えない」という悩みに"すぐ辞めろ"の声 「辞めても会社は回る」「我慢して働いて病気になった」
本人に変わって退職を進めてくれるサービス「退職代行」が注目されている。裏を返すと「辞めたい」と伝えても簡単に辞められない人が少なくないことが伺える。ガールズちゃんねるに11月5日、「人手不足な職場だけど退職したい」というトピックを立った。
現在、歯科衛生士として歯科医院で働いているトピ主は、人間関係や仕事量に対する不満から退職を検討している。ただ、新しい人が入ってもなかなか定着せず、職場は慢性的な人手不足であるため、退職を申し出ることに後ろめたさを感じているようだ。(文:石川祐介)
「あとのことは経営者が考えることよ。強い意志を持って辞めたらいい」
トピックには、すぐに辞めることを勧める声が散見された。
ストレスを抱えながら働き続けると、ある日突然心身が異変を起こすかもしれない。「今はまだ何とか働けている」と思っていても、取り返しのつかないことになる可能性もある。
そもそも、「あとのことは経営者が考えることよ。強い意志を持って辞めたらいい」という指摘があるように、従業員を定着させられず人手不足を常態化させたのは経営者の落ち度だ。トピ主が気にする領域ではない。
企業は我々が考えるよりも軟弱ではない。現場を知っていると「自分が抜けたら……」と考えてしまうのも無理はないが、良くも悪くも全ての従業員は"変えのきく歯車"とでも思っていると、退職することに罪悪感は芽生えないだろう。
「結局会社は都合よく使ってるだけ」
労働環境の悪い職場に情を抱き過ぎるのは危険だ。
辞めたい時に辞められなかったのに、会社の都合でスパッと切られる場合もある。勤務先とはあくまで"契約で結ばれた関係"とドライに考えてみると良いだろう。
退職の引き止めを食らった時は労働基準監督署、通称"労基"という言葉を出すとすんなり辞めることができるかもしれない。法律的には、遅くとも2週間前までに退職を申し出ればいつでも辞めることができる。引き止められても食い下がる必要はない。
何にせよ、トピ主が自分のためではなく会社のために退職を躊躇しているのであれば、即刻その考えを捨ててほしい。