会社が粉飾決済!知らなかったではすまされない? 2018年6月27日 特選転職コラム ツイート 企業で粉飾決算が行われて明るみに出ると、これまで積み上げてきた信頼は一気に失墜してしまいます。勤め先が粉飾決算を行ったら、社員はどうなってしまうのでしょうか。 目次 そもそも粉飾決算って? 粉飾決算が行われていたら、社員はどうなる? 大切なのは知ってしまってからの対応 そもそも粉飾決算って? 会社が粉飾決算していた! 粉飾決算というのは、不正な会計処理を行い、実態とは異なる決算報告をすることを指します。 上場企業が赤字を出すと役員の立場が危ぶまれる可能性があります。また、経営状態が悪ければ金融機関から融資を打ち切られることもあるでしょう。株主や金融機関等の目を気にして、粉飾決算に手を出してしまう企業があるのです。 具体的には、利益の水増しや費用の過少計上などをして黒字に見えるように作り変えるケースがあります。 中小企業を中心に、税金の支払いや株主への配当金を減らすために過少報告をするケースも見られるようです。これは「逆粉飾決算」と呼ばれることもあります。 粉飾決算が行われていたら、社員はどうなる? 実際に、粉飾決済やグレーな行為が行われていた会社に勤めた経験がある人の体験談を見てみましょう。 転職した当時は勢いがあったが、粉飾決算で上場廃止となり大損害を被った。また、その後のリストラで社員も減りその分をパート社員で補ったがフォローで苦労した。その後も福利厚生の社販も減り、直営保養所もなくなりどんどん福利厚生が縮小してゆく中、仕事を頑張りつつもやりがいが薄れていった。(研究開発 50代前半 男性 正社員) 粉飾決算によって上場廃止になると、企業は大ダメージを受けるでしょう。民事責任・刑事責任ともに問われる可能性もあります。株主や関係者への影響も大きく、社会的信用も落ちてしまいます。 40前後の副参事で60万にボーナス月2回で1000万越え。ただし粉飾決算の煽りで全員減俸となると思われる。査定は期末に自己申告したのを上司がどう判断するかによる。異動も少なく、かなりの人脈主義なので、好き嫌いで評価や昇進は左右される。 中途社員は人事からのフォローも無いので、たなざらし。(商品企画 40代前半 男性 正社員) 信頼と経営状態の立て直しは困難で、社員への世間からの風当たりも強くなってしまいます。この口コミのケースのように、労働環境や給料に影響することもあるでしょう。さまざまな面で社員の生活に影響を及ぼす可能性が高いのです。 営業部は休日出勤はあたり前の状況です。 その状況に関して上層部は、口頭では代休をすすめるが実際には平日も休めないのが現状・・・。 売上に関しても毎月のプラン設定が非現実的で現場レベルでは毎月、粉飾決算に近いことを強要されている。正攻法な売上を報告しても、予算を達成する為にはどんな手段でも使って行うよう指導される。 事業部の業績が悪いと突然、解雇(リストラ)通告を受けることもある。 組合がないので会社の決定には逆らえない。(法人営業 40代前半 男性 正社員) 粉飾決算の場合、上司や経営陣からプレッシャーをかけられ、不正な会計処理を強いられることも多いようです。この場合、社内で上司に掛け合っても改善される見込みは薄いでしょう。 大切なのは知ってしまってからの対応 粉飾決算が行われている時点で、その企業に何かしらの問題があると言わざるを得ません。内部告発をする手もありますが、発覚後は社会的な制裁が待っています。そして、その後の社員の生活がどうなるかはわからないのです。退職・転職も見据えたうえで、どう立ち回るか、いつ動くかを冷静に考えましょう。 キャリコネには企業の社員・元社員のリアルな声が集まっています。無料登録をしてチェックすれば、現在の勤め先も含めて実態を知ることができるでしょう。参考にしてみてください。 キャリコネに寄せられたブラック企業の実態を一部紹介! この他にもキャリコネならブラック企業の口コミが満載! キャリコネなら60万社の口コミが見放題! 無料登録して口コミを見る
会社が粉飾決済!知らなかったではすまされない?
企業で粉飾決算が行われて明るみに出ると、これまで積み上げてきた信頼は一気に失墜してしまいます。勤め先が粉飾決算を行ったら、社員はどうなってしまうのでしょうか。
そもそも粉飾決算って?
粉飾決算というのは、不正な会計処理を行い、実態とは異なる決算報告をすることを指します。
上場企業が赤字を出すと役員の立場が危ぶまれる可能性があります。また、経営状態が悪ければ金融機関から融資を打ち切られることもあるでしょう。株主や金融機関等の目を気にして、粉飾決算に手を出してしまう企業があるのです。
具体的には、利益の水増しや費用の過少計上などをして黒字に見えるように作り変えるケースがあります。
中小企業を中心に、税金の支払いや株主への配当金を減らすために過少報告をするケースも見られるようです。これは「逆粉飾決算」と呼ばれることもあります。
粉飾決算が行われていたら、社員はどうなる?
実際に、粉飾決済やグレーな行為が行われていた会社に勤めた経験がある人の体験談を見てみましょう。
粉飾決算によって上場廃止になると、企業は大ダメージを受けるでしょう。民事責任・刑事責任ともに問われる可能性もあります。株主や関係者への影響も大きく、社会的信用も落ちてしまいます。
信頼と経営状態の立て直しは困難で、社員への世間からの風当たりも強くなってしまいます。この口コミのケースのように、労働環境や給料に影響することもあるでしょう。さまざまな面で社員の生活に影響を及ぼす可能性が高いのです。
粉飾決算の場合、上司や経営陣からプレッシャーをかけられ、不正な会計処理を強いられることも多いようです。この場合、社内で上司に掛け合っても改善される見込みは薄いでしょう。
大切なのは知ってしまってからの対応
粉飾決算が行われている時点で、その企業に何かしらの問題があると言わざるを得ません。内部告発をする手もありますが、発覚後は社会的な制裁が待っています。そして、その後の社員の生活がどうなるかはわからないのです。退職・転職も見据えたうえで、どう立ち回るか、いつ動くかを冷静に考えましょう。
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