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ユニクロが最高裁に上告 『ユニクロ帝国の光と影』の名誉毀損裁判
ファーストリテイリングと子会社のユニクロが、文藝春秋を相手取って書籍の発行差し止めと回収、謝罪広告と2億2000万円の損害賠償を求めている裁判で、ユニクロ側が2014年4月9日に最高裁へ上告していたことが分かった。
ユニクロの国内店舗や中国の生産委託工場における過酷な労働環境を告発した「週刊文春」と『ユニクロ帝国の光と影』(横田増生著)の記述が名誉毀損に当たるとして、ユニクロ側が2011年6月に東京地裁へ提訴。地裁は2013年10月、ユニクロ側の全面敗訴といえる判決を下した。ユニクロ側は控訴したが、東京高裁は2014年3月26日、一審判決を維持し控訴を棄却していた。