ゴールドマン・サックスの超豪華オフィス　「専用スタバ」が閉店か？

外資系金融企業として名高いゴールドマン・サックス・グループ（GS）。超高額の報酬と、超ハードな仕事ぶりで知られている。日本では、六本木ヒルズの上層階にオフィスを構えているが、その設備も信じられないぐらい豪華だ。

GSは六本木ヒルズ森タワーのオフィスフロアの42階から48階を借りている。社員専用の受付を通ると、専用エレベーターがあり、そこからオフィスまで直通で行くことができる。

また、社内には社員とその家族だけが使うことのできる専用のスポーツジムも。きついときは激務で週10時間睡眠になることもあるというGSだが、そんな忙しい合間を縫って社員はジムに通い、健康維持に務めるのだという。

そして、極めつけが48階にある社員専用のスターバックスコーヒーだ。六本木ヒルズ内でも1階に六本木ヒルズ・ウエストウォーク店があるが、コーヒーのためにわざわざ下に降りるのも面倒くさい。

飲みたいときにすぐ飲めるよう、社内にスタバを置いてしまおう、ということだったのだろう。スタッフが数人おり、かなり本格的な店舗だったようだ。

コスト削減のためにオフィス縮小？

だが、その専用スタバに関する噂がネット上で広まっている。1月21日、金融業界関係者がツイッターに「フロアにあったスタバがなくなるって結構ダメージあるよね」と投稿した。

その後の情報を統合すると、GS社の専用スタバが閉店したということらしい。

これがツイッターで拡散され、

「あの人たちはゆっくりとお茶してる時間なんかないんだろ」
「不便になったわー。残念だわー」

といった声が挙がっている。

また、昨年2月には、コスト削減のためにGSが日本オフィスの縮小を計画している、とブルームバーグが報じていた。そのため「スタバ閉店は何かのフラグ」「（GSの）規模縮小なのか」といった説もあった。

一部ではGSの専用スタバ閉店はすでに知られていたようで、「これって、だいぶ前の話では？」といった書き込みや、昨年8月に閉店したという情報もある。キャリコネ編集部がスターバックスの広報担当者に取材を申し込むと、「個々の店舗について閉店時期などの詳細は開示しておりません」とのことだった。

GS社員にとっては不便なのかも知れないが、ときにはエレベーターで下界に降りて、普通のスタバ店舗でコーヒーを買うのもいい気分転換になるだろう。