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ギブアップ宣言も出た「就活出遅れ組」 でもまだ諦めないで!
2015年卒の就活解禁から3か月。大手企業で適性検査や面接が本格化してくる頃だ。ネットには「コーヒー飲んで履歴書書いてる」「最終面接行ってきまーす」など、熱心に活動する学生の書き込みも多い。
しかし中には、こうした流れにうまく乗り切れなかった「就活出遅れ組」も存在するようだ。いまだに何も準備していないという人からは、早くも「もう諦めた」とギブアップの声があがる。
大手企業の選考は順調に進んでいるが
人気大手企業の新卒採用は、動きが早い。三菱東京UFJ銀行の総合職エントリーは2月15日から3月14日までの1か月間。今週いっぱいで終了だ。
JTBグループのエントリーは受付中だが、採用ページで紹介しているイベントは、関連会社が一同に会する「JTB Summit」など、すでに終了しているものが多い。
明治グループでは、明治、Meiji Seikaファルマともに、一次募集のエントリーは締め切られている。2次募集もあるが、採用数は一般的に多くない。
これらの企業は、ゴールデンウィークまでには内定を出すと見られている。就活生の掲示板サイト「みんなの就職活動日記」などを見ると、準備のよい就活生は、順調に選考に進んでいることが分かる。
一方、こうした流れに乗れなかった「出遅れ組」の人たちは、焦りを募らせる。
中小企業なら、まだまだ「売り手市場」だ
ただ、諦めてしまうのはまだ早い。就職先は、大手企業だけではない。これから活動を始めても、まだ間に合う就職先は多く残されている。
元々、大企業はあまりに狭き門だ。リクルートワークス研究所の調査によると、24年3月卒の大学生・大学院生の求人倍率は、1000~5000人未満の企業で0.74倍、5000人以上の企業で0.49倍である。
逆に300人未満の中小企業では、求人倍率は3.35倍といまだ「売り手市場」。大手企業と選考が被るのを避けるため、4月以降も採用を続けることが多い。
「なぜ、あの中小企業ばかりに優秀な人材が集まるのか?」の著書がある人材評論家の常見陽平氏は、インタビューで、こう答えている。
知名度の高くない企業の中にも、優良企業はある。このくらいの出遅れをハンデだと思わず、落ち着いて来春からの「居場所」を見つけてもらいたいものだ。
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