-
-
【関連記事】
-
企業ニュース
アクセスランキング-
1
-
2
-
3
-
4
-
5
-
6
-
7
-
8
-
9
-
10
働きやすい企業ランキング
-
| キャリコネ 口コミ・評判の情報サイト
常に「アウェイ」に身を置くべし ベンチャー経営者が語る「異常な速度で成長する方法」
メタップスの社長・佐藤航陽氏が2014年3月12日のブログで、「常に『アウェイ』な環境に身を置くこと」の大切さについて書いている。
アウェイとは、スポーツにおいては「相手の本拠地」で戦うこと。ビジネスにおけるアウェイとは、「知らないことだらけで、不慣れで不利で場違いな環境」のことだという。
強みが使えない環境で多くのことを習得する
会社でも個人でも、「得意な領域」で結果を出すのは比較的簡単だ。短期的には利益も出せるし、ラクでもある。だがそうした「ホーム」に甘んじてしまうと、3年以上の中期的スパンで見ると「かなりの機会損失」になると佐藤氏は言う。
その理由は、自分が「得意」だと思っていたことは、実は「視野が狭いゆえの思い込み」にすぎないことが多いからだ。だが自分が「井の中の蛙」であることは、アウェイの環境に飛び出してみないと気づかない。
また、ホームにいると「知らないことよりも知っていることのほうが多い」と誤解し始め、しまいには新しいことを吸収しなくなってゆく。それによって、成長速度が落ちていくという。
経験から来る思い込みは、自分のホームで通用するものでしかない。アウェイの環境で、自分の強みが「まったく使えない」という環境でこそ「最も多くのことを習得できる」「異常な速度でステージを駆け上がっていける」という。
「手数料ゼロ」の決済サービスを準備中
佐藤氏の経営するメタップスは、アンドロイドアプリの収益化プラットフォームを開発者向けに提供する会社だが、その発想はさらに大きく広がっているようだ。
堀江貴文氏との対談で、佐藤氏はこう話している。現在は手数料のかからないオンライン決済サービス「spike(スパイク)」を準備している最中だ。もし実現できれば、かなり画期的なものといえるだろう。
ケンカをするなら勝てる相手とだけ、というモットーの人も多い。「不慣れで不利で場違いな環境」は、ほとんどの人にとってストレスが耐えがたく高まるものだが、ベンチャー経営者というのは、よほどリスクが好きな人種のようだ。(ライター:末広馬ノ介)
あわせてよみたい:「あの……申し訳ごじゃいまし……た。なんだっけ……」