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「閑職」についてる人がうらやましい 楽な仕事で給料がもらえるなんてラッキー
Q&AサイトのOKWaveに、こんな相談が投稿されていました。相談者のBaka-girlさんはテレビドラマの「半沢直樹」を見て、ある感想を抱いたそうです。
ドラマでは出世争いに敗れたり、仕事でミスしたりした登場人物が、島流しのように閑職に追いやられるシーンがよく見られます。左遷されないように必死で画策したり、争いに負け出世競争から脱落して失意にうなだれたり…。会社が舞台のドラマでは、定番のパターンですね。(ライター:Makiko.N)
「暇な仕事」とは限らない?!
ドラマの中では「閑職に追いやられる=敗北」というイメージが定着していますが、相談者さんは、閑職が必ずしも悪い物とは思えないそうです。むしろ出世競争と無縁なので、出世欲がない人にとっては、楽で居心地がいい職場なのでは、とうらやましく思うことも。
確かに「閑職」といえども、仕事は仕事。クビになるわけでもなければ、給料がもらえなくなるわけでもありません。楽な仕事で給料がもらえるなんてラッキー、理想的な職場と感じる人がいてもおかしくありません。
しかし回答者からは、異論が飛び出しました。閑職というと仕事が少なく、暇な職場をイメージしがちですが、実は「忙しい閑職」もあるというのです。
そもそも、閑職とは何なのでしょうか。辞書を調べてみると「仕事の暇な職務。重要でない職務」とされています。つまり、閑職の中には、出世の王道からは落ちこぼれ、「重要な職務」と期待はされていないが、それなりに忙しい仕事もあるということです。
子会社に出向といっても、本体の出世争いからはいったん外れるものの、実務的な仕事は逆に多かったりします。ドラマの場面でも、スーツから作業服への切り替えがあったりして、単純にヒマでしょうがないという話とも限りません。
経験者からは「地獄の日々だ」という声も
とはいえ、出世争いに汲々とするより、ストレスがなくて気楽なのではないかと思いますが、別の回答者さんからは「地獄の日々だ」という意見が相次ぎました。
このお二人は「閑職」経験者のようで、説得力があります。サラリーマンたるもの、やはり出世は大事なもの。人間はある意味、プライドの生き物です。プライドが絶えず傷つけられる場所は、ストレスに満ちているといえます。
同僚たちが出世コースを進む中、周囲から必要とされず、役にも立てないまま職場で長時間過ごし、給与も下がって家族からプレッシャーを受けるとなると、精神的なダメージはかなり大きくなります。
しかし、閑職経験者で辛い日々を過ごしていたというsohconさんからは、「心の持ちよう次第」というコメントもあがっています。
これぞ質問者さんが求めていたものではないでしょうか。地獄のような日々も、色々と振り切ってしまえば天国に変わる。閑職を理想の職場とするためには、そんな図太い精神力が必要のようです。
ただ、地獄のような閑職生活を快適に変えることができる人なら、いっそのこと転職して、その強靭な精神力を別の仕事に生かした方がいいのでは、とも思うのですが…。
あわせてよみたい:証券会社でうつ病発症、実録マンガに賛否