• 「閑職」についてる人がうらやましい 楽な仕事で給料がもらえるなんてラッキー

    Q&AサイトのOKWaveに、こんな相談が投稿されていました。相談者のBaka-girlさんはテレビドラマの「半沢直樹」を見て、ある感想を抱いたそうです。

    「閑職って、必ずしも悪いとはいえないのでは?」

    ドラマでは出世争いに敗れたり、仕事でミスしたりした登場人物が、島流しのように閑職に追いやられるシーンがよく見られます。左遷されないように必死で画策したり、争いに負け出世競争から脱落して失意にうなだれたり…。会社が舞台のドラマでは、定番のパターンですね。(ライター:Makiko.N)

    「暇な仕事」とは限らない?!

    ドラマの中では「閑職に追いやられる=敗北」というイメージが定着していますが、相談者さんは、閑職が必ずしも悪い物とは思えないそうです。むしろ出世競争と無縁なので、出世欲がない人にとっては、楽で居心地がいい職場なのでは、とうらやましく思うことも。

    確かに「閑職」といえども、仕事は仕事。クビになるわけでもなければ、給料がもらえなくなるわけでもありません。楽な仕事で給料がもらえるなんてラッキー、理想的な職場と感じる人がいてもおかしくありません。

    しかし回答者からは、異論が飛び出しました。閑職というと仕事が少なく、暇な職場をイメージしがちですが、実は「忙しい閑職」もあるというのです。

    「閑職にもいろいろある。いつもバタバタとノルマに追われる閑職もあるし、期待できない新規ビジネスをガンガン立ち上げる閑職だってあります」(testman199さん)

    そもそも、閑職とは何なのでしょうか。辞書を調べてみると「仕事の暇な職務。重要でない職務」とされています。つまり、閑職の中には、出世の王道からは落ちこぼれ、「重要な職務」と期待はされていないが、それなりに忙しい仕事もあるということです。

    子会社に出向といっても、本体の出世争いからはいったん外れるものの、実務的な仕事は逆に多かったりします。ドラマの場面でも、スーツから作業服への切り替えがあったりして、単純にヒマでしょうがないという話とも限りません。

    経験者からは「地獄の日々だ」という声も

    とはいえ、出世争いに汲々とするより、ストレスがなくて気楽なのではないかと思いますが、別の回答者さんからは「地獄の日々だ」という意見が相次ぎました。

    「一見気楽そうに見えますが、本人にとってはプライドを大きく傷つけられます。(略)一日が非常に長く、地獄の毎日を過ごさなければならない。また、謹慎期間後には関係会社に出向させられて、給与が大幅減収となる」(doraemonhimmituさん)
    「最初は孤独と暇で死にたくなります。給料は全く上がらず、同期にどんどん抜かれていきます。また、この先どうなるのだろうという不安でいっぱいになります。お前は無能と毎日言われるので自信もなくなります。その他、全ての職員から白い目でみられます」(sochonさん)

    このお二人は「閑職」経験者のようで、説得力があります。サラリーマンたるもの、やはり出世は大事なもの。人間はある意味、プライドの生き物です。プライドが絶えず傷つけられる場所は、ストレスに満ちているといえます。

    同僚たちが出世コースを進む中、周囲から必要とされず、役にも立てないまま職場で長時間過ごし、給与も下がって家族からプレッシャーを受けるとなると、精神的なダメージはかなり大きくなります。

    しかし、閑職経験者で辛い日々を過ごしていたというsohconさんからは、「心の持ちよう次第」というコメントもあがっています。

    「全てのことに耐性が付きさえすれば、給料は低くても正社員なので安定収入。残業もなく、有給休暇完備。仕事も責任もない、とても楽な夢のような職場になります」(sohconさん)

    これぞ質問者さんが求めていたものではないでしょうか。地獄のような日々も、色々と振り切ってしまえば天国に変わる。閑職を理想の職場とするためには、そんな図太い精神力が必要のようです。

    ただ、地獄のような閑職生活を快適に変えることができる人なら、いっそのこと転職して、その強靭な精神力を別の仕事に生かした方がいいのでは、とも思うのですが…。

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