派遣社員に「おじさま方」からしつこいお誘い　うまくかわす方法は？

Q&AサイトのOKWaveに、こんな質問が寄せられていました。質問者のDJSさんは、技術職として働く20代の女性。将来はフリーランスとして独立することを目指しており、力を磨くために現在は派遣社員として、さまざまな企業で働いています。

社内で接する人たちも「クライアント」と考えていて、気持ちよく仕事ができるようにと、できるだけ愛想よく対応しています。その甲斐あって会社の人から気に入られてとても嬉しい、という質問者さん。しかし、同時に悩みもあります。

それは、愛想よくしている副作用か、おじさま世代を中心とした男性が「業務の枠を超えて接近しようとしてくる」こと。「失礼な態度はとりたくないし、穏便に事を運びたい」と丁寧に断っていますが、しつこく誘ってくるのだそうです。

「正社員になるのが根本的な解決方法」

以前は「医者にお酒を止められていて」「家庭の事情で」などと言って断っていました。しかし、同僚の女性と飲みに行っていることがバレて、また誘われるようになりました。

「本当に困っています。どうしたらさらっと流せるんでしょうか？」

この質問には、同僚女性も含めて「職場の人とは飲まないようにすればいいのではないか」との意見が寄せられました。そういう原則を作れば、すべての人をキッパリと断ることができそうです。回答者のdemioさんは、

「普段の会話を挨拶と天気の話ぐらいにして、仕事以外の交友関係や遊びの話は出さないようにしましょう」

とまで言っています。もともと質問者さんにとって、会社は力を磨くための場所。職場では仕事に必要なコミュニケーションだけ取って、あとはキャリアアップに専念する、というのも手かもしれません。

ただ、なぜそんなに質問者さんが誘われるのかも気になります。prpr002さんは「そもそも派遣は、正社員にとって誘いやすい存在だ」と指摘し、根本的な対策として派遣をやめることを提案します。

「派遣として軽く見られたり、都合よく使われるデメリットの方がメリットを上回ると考えます。派遣は最終的に守ってくれるところがありませんからね。正社員を目指した方がいいと思います」

正社員の女性に手を出してトラブルになれば、大問題になって「おじさま」が処分を受けるかもしれないけど、契約が不安定な派遣社員となら「いざとなったら切ればいい」となめているのでしょうか。もしそうだとしたら、許しがたいことです。

断るときでも愛想のよい質問者さんの態度が、相手をエスカレートさせているのでは、という意見もありました。4921さんは、

「誘いやすい空気を出してはいるかな。『おじさま』という呼称にそれを感じます。都合ではなく『嫌だ』『不快である』とおっしゃい。誰にも分かるように。『困ってるんです～』だけではそれを楽しむような輩もいますから」

といいます。更にhue2011さんは独特な表現で、毅然とした態度が大事と強調します。

「馬糞を投げてこられたとき、YONEXのテニスラケットで返したらいけません。便所下駄で打ち返すべきです」

不快なことを言ったと相手が気づかないのなら、そうと気づくような返し方をしなければならないということでしょう。（ライター：Makiko.N）

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