• 「生まれた環境で人生の大半が決まる」は真実か? 30歳を過ぎてわかった“努力”と“格差”のリアル【再配信】

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    キャリコネニュースが過去10年に配信した2万7000本の記事の中から特に印象的なものをピックアップ。今回は「大人になってわかった現実」的な記事をお届けする。長く生きていれば誰だって後悔することはあるだろう。結局は現状を受け入れながら、日々の生活の中でよりよい選択をしていくしかない。それが生きるということなのだ。(2022年4月4日に配信した記事を再編集したものです)

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    社会人になってから、資格取得や学び直しを考える人は少なくないだろう。キャリコネニュースの「30歳を過ぎてわかったこと」をテーマにしたアンケートに、40~50代の男性読者から資格取得や特技の習得について、こんな声が寄せられた。(文:okei)

    「挑戦していけば、新たな展開が開けたのではないか」

    神奈川県に住む50代男性(営業/年収400万円)は、”30代”について「20代と違って、責任が少しずつ重くなりつつあった時期です」と振り返る。

    「その時に資格の勉強を、毎年テーマを設定して行っておけばよかったと、つくづく後悔をしています。20代から、毎年ではなくても挑戦していけば、新たな展開が開けたのではないかと思われます」

    男性は、若い時期にできなかった努力を激しく悔やんでいる様子だ。

    一方で、「生まれた環境で人生の大半が決まる」という声もある。滋賀県に住むエンジニア(機械・電気・電子・半導体・制御/年収450万円)の40代男性は、

    「英会話やスポーツ等の習得には幼少期からの教育が必要。たとえ、努力してその差を埋めても、先に身につけている人は次に進んでいるから、同じだけの努力をしている人なら追いつけない」

    と語る。さらに

    「必死に努力したら、人生の楽しみもないままおじさんと言われる年齢になっているのだろうと思う。また、経済事情で進学を諦めざる得なかったとしたら、その差は埋められるものではない」

    と厭世的な意見を寄せた。

    実際は努力すればしたなりの成果はありそうだが、幼少期から英才教育を受けた人と比べれば、確かに追いつくのは難しいかもしれない。それもまた30歳を過ぎて男性が味わった現実の厳しさなのだろう。

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