• 同僚が「難しくてできなーい」と仕事拒否、上司は放置…「できる人」ばかり仕事を押し付けられ、不公平極まりない職場 NEW

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    仕事ができる人に業務が集中する−−。そんな職場を誰しも一度は経験したことがあるだろう。仕事量の不均衡状態が続くと結局、優秀な人から辞めていくものだ。

    ガールズちゃんねるに5月下旬、「なぜ上司は仕事が出来ない人を放置して、出来る人にさらに仕事を振るのか」とトピックが立ち、パートとして働くトピ主は、「同じパートなのに人によって仕事量が全く違う状況です」と理不尽さを打ち明けた。一体、職場で何が起きているのだろうか。(文:天音琴葉)

    「よく働く人には、さらに別部署の仕事までやらせようとしてきます」

    トピ主によると、このパート先では信じられないような仕事の割り振りがまかり通っているという。

    「仕事が出来ない人(サボる人)は『難しくて出来なーい』で済み、よく働く人には、さらに別部署の仕事までやらせようとしてきます」

    同僚は「難しくて出来なーい」という免罪符が通用する年齢でも立場でもないだろう。それなのに、まかり通っているとは、なんともやるせない状況だ。しかも、真面目な人や仕事ができる人が割を食っている。

    トピ主の言葉からは、単に仕事の能力差だけでなく、「サボる人」と表現される同僚への強い憤りも感じられる。同じ時給で働くパートでありながら、なぜこのような不公平が生じるのだろうか。

    上司の本音?「任せるとミスしたりして手間増えるから」

    上司が仕事できない人を放置し、できる人に振るという状況は、なぜ生まれてしまうのだろうか。コメント欄には、

    「そういう人に仕事させるのが面倒だから」
    「任せるとミスしたりして手間増えるからだろうね」

    といった上司側の本音を指摘した人が複数おり、いずれにも多くの共感が集まっている。「教えるのが面倒なんよな」「その方が早くて楽だから」と、身も蓋もないコメントも。確かに、上司としては仕事を確実に、そして迅速に進めたいという思いがあるのかもしれない。

    しかし、一方でそれは「できる人」への過度な甘えではないだろうか。結果として、真面目に働く人が際限なく仕事を抱え込むことになる。また、上司には部下を教育する役目もあることから、仕事を一部放棄しているとも言えるだろう。「仕事させるのが仕事なのに」というコメントの通り、この上司のマネジメント能力にも疑問符が付く。

    「出来る人がパンパンになって不満爆発して辞めるまでがセット」

    最近は人手不足の職場も増えている。上司が目先の効率を優先したい気持ちは理解できるが、長期的な視点での人材育成や公平な職場環境づくりを疎かにしていたら、巡り巡って上司自身に返ってくるものだ。このような状況が続けば、コメントもあるように、

    「出来る人がパンパンになって不満爆発して辞めるまでがセット」

    という事態も招きかねない。

    辞めなくても、「同じ時給ならこっちだってやらない」という気持ちになり、職場の士気が下がる。これは正社員も例外ではない。キャリアアップのためではなく、単に「できない人」の代わりに仕事が増えるだけでは、大した昇給は見込めないだろう。

    結局、優秀な人材ほど、この理不尽さに見切りをつけて職場を去っていく。結果として、職場には「できない人」ばかりが残り、全体の生産性が低下するという悪循環に陥るものだ。読者の中にも、そんな職場で働いている、もしくは見限ったことがある人は多いだろう。

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