• セクハラ被害に遭うも「お爺さんにちょっとぐらい触られてもいいじゃない?」と上司に言われて「許せない」怒る30代女性

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    余計な一言が多い人は、友達なら避ければいいが、職場の上司や同僚だと、関わらざるを得ないから厄介だ。

    投稿を寄せた30代女性は、介護施設の上司のトンデモ発言について投稿。利用者のセクハラ行為を訴えたときだった。

    「あんなお爺さんにちょっとぐらい触られてもいいじゃない」

    こう返した上司は女性で、施設長だというから驚きだ。(文:天音琴葉)

    「冥土の土産になったでしょーって笑って済ませられない?」

    施設長による「許せない一言」は、まだまだ続いた。

    「風呂に入りたくないって暴れる利用者がお姉ちゃんのおっぱい触れたって機嫌よく風呂に入ってくれるなら、良い仕事してると思うけどねー。冥土の土産になったでしょーって笑って済ませられない? それぐらい大きな心で介護ってしないとダメだと思いますよ。あなたは母子家庭で働かないと困るんでしょ。じゃあ頑張らないと!」

    あろうことかセクハラ被害者である女性にダメ出しした施設長。その上、「母子家庭」という個人的な事情に付け込むような発言は、二重三重のハラスメントになるだろう。

    デリカシーのない言葉は施設長に限ったことではないようだ。休憩中に「休日はスーパー銭湯に行ってゆっくりできた」と話していたら、先輩である50代の男性介護職員から「失礼な一言」を投げかけられたという。

    「あなた一人でココだけの稼ぎやろー。しかも食べ盛りの男の子2人育てるのは大変やろなー。母子家庭って生活苦ってイメージあるわ。家は? 賃貸? 小さい間取りのマンションやったらどうせ風呂も小さいやろから そら、大きな風呂行かないと足も伸ばせられないもんなー」

    ただ「ゆっくりできて良かったね」と返せばいいものを、明らかに余計なお世話だ。こうした雑談なら、腹は立つもの聞き流せばいいが、利用者によるセクハラは看過できないだろう。

    セクハラを笑って済ませろという施設長の方針では、まともな職員が辞めるのは時間の問題かもしれない。放置すれば、人手不足が深刻な介護の現場で施設長自身が痛手を負うのではないだろうか。

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