• 理不尽クレーマー「前の駅で降りられなかった。タクシー代払って!」と運転士を恫喝 電車は遅延 NEW

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    公共交通機関では、時に理不尽なトラブルに巻き込まれることがある。三重県に住む40代男性が、「2両編成のワンマン電車」に乗っていた時のこと。ある無人駅に停車すると……

    「後ろの車両からものすごい剣幕で女性の乗客が『前の駅(無人駅)で降りようとしたのに扉が開かなかった』と運転士に文句を言いはじめ」

    運転士は「無人駅では後ろの車両の扉は開きません。ちゃんとアナウンスしている」と説明したが、女性は「アナウンスはしていなかった」と食って掛かったという。(文:篠原みつき)

    鉄道会社側の落ち度だから当たり前でしょう!!」

    都会ではあまりないが、ローカル線のワンマン電車では、無人駅では先頭車両の扉しか開かないことがある。車内に運転士しかおらず駅員もいないため、運賃の確認や回収、安全確認のため、出入口を運転士のいる先頭車両のみにしているのだ。しかしこの女性客はそれを知らず、放送も聞き逃してしまったのだろう。

    激高する様子を見て「あるあるだな」と思っていたという投稿者の男性によれば、駅や車内には「無人駅では後ろの車両の扉が開かない」という注意書きが大きく掲示されていた。開かない扉の上の液晶パネルにも表示があった。百歩譲ってアナウンスが聞こえなかったとしても、「鉄道会社には何の落ち度もありません」という状況だったという。

    にもかかわらず、運転士は責められて「すみません」と謝罪。すると、その一言で女性客は「さらにつけあがり」、ヒステリックにこう叫んだという。

    「折り返しの電車を待っては用事に間に合わない、タクシーを呼ぶからタクシー代払ってほしい 鉄道会社側の落ち度だから当たり前でしょう!!」

    激怒する女性に対し、運転士はただただ頭を下げて「出来かねます」と繰り返すばかり。ラチが明かないと判断したのか、

    「『これ以上言っても間に合わないからいいわ!このことはちゃんと会社に言って払ってもらいますからね!』と捨て台詞吐いて降りて行きました」

    この一連の騒動のせいで、電車は発車が遅延。その結果、投稿者の男性はとんだとばっちりを受けたことを明かした。

    「乗っていた電車の終点で乗り継ぐはずの電車に乗り継げず、自分も約束の時間に間に合わず、こっちが迷惑でした」

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