「平日に休むことがまるで犯罪」体調不良でも“お詫びのお菓子”を買わされる職場の異常ルール 2025年7月11日 キャリコネNEWS ツイート 画像はイメージ 職場でなぜか根付いている“謎ルール”に悩まされる人は少なくない。投稿を寄せた40代女性(福島県)が、以前勤めていた職場について語る。 その職場は土日祝日が休みだった。ただ、平日に休みを取得するのが大変だったようだ。「休みの申請をする時には嫌味を言われる」のだそう。 「確かに平日は絶対に稼働しているし、人手不足なのは分かっていますが、平日に休むことがまるで犯罪のように言われていました」 「無事に平日に休みを取れたとしても、休んでいる時はなんとなく落ち着きませんでした。体調不良などの急な休みも嫌味を言われます」 有休取得は従業員の権利だ。本来であれば、どんな理由で休んだのであれ、文句を言われる筋違いはない。(文:西荻西子) 煎餅やチョコを5~6個買わないといけない しかも、休み明けには一人ずつお礼をしに行かなければならなかった。 「休んだ翌日の出勤時に『昨日はありがとうございました』とひとりひとりに言って、お菓子を買って休憩室に置いておかなければいけませんでした」 菓子折りではなく、スーパーやコンビニで売っている煎餅やチョコレートを5~6種類ほど買っていかなければならない。「体調不良でもそのために買い物に行かなければいけませんでした」というのだからやるせない。 「職場で決められたルールではなく暗黙の了解のような感じでしたが、それをしないと陰口を言われます。お菓子は、みんなが好きで、個包装で、目新しく、かと言って定番からは外れないようなものでなければまた陰口を言われます」 なぜこのようなルールが横行しているのか女性には分からなかったが、「私はそこまでするのはおかしいと思いながら、陰口を叩かれるのが面倒なのでやっていました」と従っていたという。 その後、女性はそんな職場を退職し、現在は気兼ねなく休みを取れる職場で働いている。 「今の職場はシフト制で、平日に休みが組み込まれるし、前月に言えば嫌味を言われる事無く希望の日に休みが貰えるし、体調不良などの急な休みにも寛容です。もちろん環境の違いは大きいですが、前の職場の変な部分に改めて気付かされています」
「平日に休むことがまるで犯罪」体調不良でも“お詫びのお菓子”を買わされる職場の異常ルール
職場でなぜか根付いている“謎ルール”に悩まされる人は少なくない。投稿を寄せた40代女性(福島県)が、以前勤めていた職場について語る。
その職場は土日祝日が休みだった。ただ、平日に休みを取得するのが大変だったようだ。「休みの申請をする時には嫌味を言われる」のだそう。
「確かに平日は絶対に稼働しているし、人手不足なのは分かっていますが、平日に休むことがまるで犯罪のように言われていました」
「無事に平日に休みを取れたとしても、休んでいる時はなんとなく落ち着きませんでした。体調不良などの急な休みも嫌味を言われます」
有休取得は従業員の権利だ。本来であれば、どんな理由で休んだのであれ、文句を言われる筋違いはない。(文:西荻西子)
煎餅やチョコを5~6個買わないといけない
しかも、休み明けには一人ずつお礼をしに行かなければならなかった。
「休んだ翌日の出勤時に『昨日はありがとうございました』とひとりひとりに言って、お菓子を買って休憩室に置いておかなければいけませんでした」
菓子折りではなく、スーパーやコンビニで売っている煎餅やチョコレートを5~6種類ほど買っていかなければならない。「体調不良でもそのために買い物に行かなければいけませんでした」というのだからやるせない。
「職場で決められたルールではなく暗黙の了解のような感じでしたが、それをしないと陰口を言われます。お菓子は、みんなが好きで、個包装で、目新しく、かと言って定番からは外れないようなものでなければまた陰口を言われます」
なぜこのようなルールが横行しているのか女性には分からなかったが、「私はそこまでするのはおかしいと思いながら、陰口を叩かれるのが面倒なのでやっていました」と従っていたという。
その後、女性はそんな職場を退職し、現在は気兼ねなく休みを取れる職場で働いている。
「今の職場はシフト制で、平日に休みが組み込まれるし、前月に言えば嫌味を言われる事無く希望の日に休みが貰えるし、体調不良などの急な休みにも寛容です。もちろん環境の違いは大きいですが、前の職場の変な部分に改めて気付かされています」