• 「プログラミングしかやりたくない」とのたまう同僚が昇給、調整役でC評価になった男性→怒りの転職で大成功

    画像はイメージ
    画像はイメージ

    良かれと思って引き受けた仕事が全く評価されないとしたら、あまりにも理不尽な職場環境だ。投稿を寄せた神奈川県の40代男性(ITエンジニア/年収1000万円)は、まさにそんな状況から抜け出したエピソードを書いている。

    男性がかつて所属していたのは「プログラミングしかやりたくない」というメンバーばかりのエンジニアチーム。協調性に欠け、誰もが調整業務を避けるような職場だったそう。仕方なく男性が全てのミーティングに出席し、仕様の調整や問い合わせ対応、時にはエンジニア同士の喧嘩の仲裁まで買って出ていたという。その働きぶりは、

    「〇〇さんが一番優しい、頼りになる」

    と、社内で高く評価されていた。しかし驚くことに、そんな努力が全く報われないと分かる瞬間が訪れた。(文:長田コウ)

    「期待していたし、もっと頑張ってほしかった」と言われ唖然

    ある日の評価面談で「可もなく不可もなし」というC判定を食らうことになったのだ。したがって、年俸は据え置き。男性は「一体何がだめだったんだろう?」とドキドキしながら上司の言葉を待ったが、信じられないことを言われてしまった。

    「キミにはもっとプレイングマネージャーの役割を期待していたし、もっと頑張ってほしかった」

    しかし、男性はそれまで一度も、自分が「プレイングマネージャー」である事など知らされていなかった。管理職でもなければ役職手当もない、ただの平社員。あくまで善意で調整役をこなしていただけだった。評価後の目標設定もなく、男性は上司の不誠実さに気付いた。

    「『期待』を後出しで言うのがOKなら、この先どれだけ頑張っても『もっとやってくれると思ったのにダメだったね』と、いくらでもゴールポストをずらせるじゃないですか」

    この言い分はもっともだ。

    「正直ザマーミロって感じです」と、転職して満足

    さらに、とどめを刺す情報を知ることとなった。なんと、会議や調整を避けていた同僚の一人が、大幅に昇給したというのだ。その理由があまりにも理不尽だった。

    「本人から、『マイホームを建てることになって大変だから給料を上げてくれ』と交渉されたから…」

    その同僚は男性より年上だったが、「お世辞にもバリバリ仕事するタイプではなく」、その上「技術力も大したことなく」学んだことは一つもないような人。だからこそ、男性は悔しかっただろう。当時の心境をこう明かしている。

    「うちの上司は『マイホーム』なんていう仕事とは無関係な理由で給料を上げるのに、自分には『期待してたのに』なんていう身勝手な評価で据え置くんだ…と惨めに思え、転職活動を始めました」

    幸い、専門職である男性の転職先はすぐに決まった。引き留められた際には、皮肉を込めてこう言い返したそうだ。

    「僕は鈍感ですし、上司さんの期待に応えられませんので。今まで力不足で申し訳ありませんでした」

    転職した今、給料は数百万円アップし、まさに大正解だったようだ。ちなみに、元いた会社のプロジェクトは炎上したそう。投稿の最後には、「自分に良くしてくれた人には申し訳ないですが、正直ザマーミロって感じです」と書いている。

  • 企業ニュース
    アクセスランキング

    働きやすい企業ランキング

    年間決定実績1,000件以上の求人データベース Agent Navigation