「オレの日給は杏仁豆腐6個かよ!」高級ホテルで15時間労働、日給5000円に絶望 ある男性の回想 NEW 2025年10月18日 キャリコネNEWS ツイート 画像はイメージ 夢だった仕事に就いてみたら、現実は悲惨だった……。そんな投稿を寄せたのは40代男性(サービス・販売・外食)。憧れだった中華料理のコックとして「高級外資系」のホテルに就職したが、その労働環境に絶望したそうだ。 「当時20歳になる年でしたが(初任給をもらった時は19歳)手取りはなんと11万円ほど」 25年ほど前の水準だとしても、給与が低すぎることは自明である。一体どのような職場だったのだろうか。(文:境井佑茉) 一方で、同じホテルの宴会担当はは「時給1500円くらい」だった 男性は、給与の低さに対して「確かに休みは週休2日ありましたが」と前置きし、こう書いている。 「朝は始発で夜は終電!一応早番は20時くらいに終わるのですが中堅クラスの先輩から、『仕事覚える気がなくてやる気がないなら帰れよ! 』と帰れるわけもない言葉を言われ、朝の7時ごろから夜の22時過ぎまで働いてました」 単純計算で15時間も働いていたという。新人という立場もあり、早番関係なく働かざるを得なかったのだろう。月の休みを8日とすると、1日の手取りは「約5000円」。 「そこのお店はワンカップの杏仁豆腐を800円で販売してたので、オレの給料はこれ6個かよ!と思ってました」 15時間働いて五千円札1枚という現実は、受け入れがたいものだっただろう。 一方で、同じ職場の宴会のアルバイトは「時給1500円くらい」だったそう。 「すごく時給が高く、それを減らして社員に回せよ!と思ってましたね!」 男性がそう思うのも無理はない。なぜならひどい仕打ちはこれだけではないからだ。 「先輩たちも給料が安く、仕事教えてほしいから飲みに行きませんか?くらい言えんか? と後輩が先輩に奢る(タカる)ことがありました」 低賃金長時間労働に加え、理不尽な慣習も存在していた職場に「今となってはよく3年も我慢したと思いますね」と振り返っていた。
「オレの日給は杏仁豆腐6個かよ!」高級ホテルで15時間労働、日給5000円に絶望 ある男性の回想 NEW
夢だった仕事に就いてみたら、現実は悲惨だった……。そんな投稿を寄せたのは40代男性(サービス・販売・外食)。憧れだった中華料理のコックとして「高級外資系」のホテルに就職したが、その労働環境に絶望したそうだ。
「当時20歳になる年でしたが(初任給をもらった時は19歳)手取りはなんと11万円ほど」
25年ほど前の水準だとしても、給与が低すぎることは自明である。一体どのような職場だったのだろうか。(文:境井佑茉)
一方で、同じホテルの宴会担当はは「時給1500円くらい」だった
男性は、給与の低さに対して「確かに休みは週休2日ありましたが」と前置きし、こう書いている。
「朝は始発で夜は終電!一応早番は20時くらいに終わるのですが中堅クラスの先輩から、『仕事覚える気がなくてやる気がないなら帰れよ! 』と帰れるわけもない言葉を言われ、朝の7時ごろから夜の22時過ぎまで働いてました」
単純計算で15時間も働いていたという。新人という立場もあり、早番関係なく働かざるを得なかったのだろう。月の休みを8日とすると、1日の手取りは「約5000円」。
「そこのお店はワンカップの杏仁豆腐を800円で販売してたので、オレの給料はこれ6個かよ!と思ってました」
15時間働いて五千円札1枚という現実は、受け入れがたいものだっただろう。
一方で、同じ職場の宴会のアルバイトは「時給1500円くらい」だったそう。
「すごく時給が高く、それを減らして社員に回せよ!と思ってましたね!」
男性がそう思うのも無理はない。なぜならひどい仕打ちはこれだけではないからだ。
「先輩たちも給料が安く、仕事教えてほしいから飲みに行きませんか?くらい言えんか? と後輩が先輩に奢る(タカる)ことがありました」
低賃金長時間労働に加え、理不尽な慣習も存在していた職場に「今となってはよく3年も我慢したと思いますね」と振り返っていた。