• 「客が使用したおしぼりで皿を拭け」店長が指示、腐った肉も提供…「めちゃくちゃな店だった」と振り返る元バイト女性 NEW

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    信じがたい衛生管理と劣悪な労働環境――。そんな飲食店で働いていたという衝撃的な投稿が九州の50代女性から寄せられた。

    「お客様が使用したおしぼりで皿を拭くように言われた」

    驚くべきことに、この指示を出したのは「社長である店長」だったという。投稿者の女性は、衛生管理が「めちゃくちゃな店だった」とし、他の例も挙げた。(文:天音琴葉)

    生肉を切った後まな板を裏返し、レモンを切ることも……

    「生肉を切ったまな板をひっくり返しただけで、レモンを切り……」
    「洗い場にハンドソープも消毒液も、手拭きさえない」

    言うまでもなく、生肉を切った後のまな板は十分に消毒、洗浄する必要がある。できれば野菜用と肉魚用のまな板を分けたほうがいいくらいだ。

    これだけでも十分に問題だが、客に提供する料理については、さらに信じがたい指示があったという。

    「提供したレバーパテが腐っていたようで、お客様から『捨てろ』と言われた。そのパテも、カレーも、作り置きしてから5日目だった」

    さすがに5日も経過していては危険だ。まかない付きのバイトだったというが、従業員は恐ろしくて食べられなかったのではないだろうか。

    給料未払いを訴えたら「食ったカレーや焼き鳥の分を請求する」と逆ギレ

    これほど劣悪な職場環境となれば、労務管理がまともであるはずもなかった。投稿者の女性はこう振り返る。

    「給料も『一分単位で払う』と言いながら、切り捨てられ」
    「オープン前に『バイトの給料、税金などの勤怠管理を、給料払うからやって』と言われたが、支払われなかった」

    約束されたはずの給料が支払われず、あまりの理不尽さに女性は、労働基準監督署に相談することを決意。ところが、事態は思わぬ方向へ進む。

    「労基署が給料を払うように言うと、(社長は)『今まで食ったカレーや焼き鳥の分を労働者本人に請求する』と逆ギレし脅してきた」

    こんな相手では話にならず、泣き寝入りするしかなかったようだ。この投稿がいつの話かわからないが、客と従業員の両方に対して、あまりにも不誠実なこの店は、はたして今も存在しているのだろうか……。

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