「レジのお札が抜かれてた」防犯カメラで犯人判明も“温情”でクビにしないファミレスの無法地帯ぶり NEW 2025年10月25日 キャリコネNEWS ツイート 画像はイメージ 世の中には、窃盗や不正行為が日常的にまかり通っている職場も存在するようだ。投稿を寄せたのは首都圏内に住む50代女性。以前勤めていたファミリーレストランでの驚くべき体験を語った。その職場では、「レジのお金が無くなる」など、金銭が絡むトラブルが頻発していたという。 「時間点検の時にお札が抜かれてた。防犯カメラをチェックして犯人が分かったにもかかわらず、温情でその後も仕事させてた」 驚くことに、管理側の姿勢もずさんだったようだ。さらに被害は従業員個人にも及んだ。(文:篠原みつき) 更衣室のカバンの中のお金、デリバリーの売上金や車の鍵まで消える その店は、従業員の貴重品の管理も甘かった。「休憩室にあるオープンロッカーだったので、その中に着替えやカバンを置いてある」とのこと。つまり扉も鍵もない棚だった。そのため…… 「更衣室のカバンの中のお金が無くなる」 「同僚のカバンからお金を抜き取っていた」 こういった事があるたび犯人として疑われる人がいたはずだが、「温情」で済ませてしまう対応が、さらなる無法地帯を生んだのかもしれない。この店では、金銭の窃盗だけでなく、デリバリー業務でも、信じられないような出来事が起きていたという。 「デリバリーで集金したお金が無くなる。デリバリー担当者がフロア勤務時に棚にデリバリー用の財布を置いて作業してる間にお金が抜かれてる」 「デリバリー用の車の鍵が無くなる。嫌がらせの為に隠したか、捨てたかされた。金庫に入れてあったスペアキーも。どうにもならず配達車の鍵を取り替えざるを得なかった」 嫌がらせはさらにエスカレートし、店の運営に不可欠な鍵まで標的になった。 「金庫の鍵、出入口の鍵が無くなる。嫌がらせの延長。その時間帯、受渡しに関わった従業員、他の人も含め店内外問わず店中、ごみの中まで探し、数日間探したのに見つからずスペアで対応」 このときは、「1か月後くらいに掃除スタッフが発見」と、店内から発見されたようだ。ここまでくると、単なる出来心や嫌がらせでは済まされない。しかも、この職場ではさらに別の不正も横行していた。 「キッチンスタッフは食材を私用で使用」シフトの不正操作まで… 女性によると、キッチンでは食材の不正利用が常態化していたようだ。 「キッチンスタッフは食材を私用で使用したり、勤務時のまかないを勤務してない日に持って帰ったり」 そして、女性が「一番の窃盗」と指摘するのは、金品ではなく「時間」だという。 「他の人のシフトを勝手に変えて自分に付けたり、ラスト勤務者あるあるですけど、残業代を付けてもらえなかったり」 これだけの問題が続発する背景には、特定の従業員の資質だけでなく、それを許容してしまう職場の管理体制のまずさがあったと言えそうだ。投稿は「幾らでもありますよ」という言葉で締められており、その呆れが伝わってくるようだった。
「レジのお札が抜かれてた」防犯カメラで犯人判明も“温情”でクビにしないファミレスの無法地帯ぶり NEW
世の中には、窃盗や不正行為が日常的にまかり通っている職場も存在するようだ。投稿を寄せたのは首都圏内に住む50代女性。以前勤めていたファミリーレストランでの驚くべき体験を語った。その職場では、「レジのお金が無くなる」など、金銭が絡むトラブルが頻発していたという。
「時間点検の時にお札が抜かれてた。防犯カメラをチェックして犯人が分かったにもかかわらず、温情でその後も仕事させてた」
驚くことに、管理側の姿勢もずさんだったようだ。さらに被害は従業員個人にも及んだ。(文:篠原みつき)
更衣室のカバンの中のお金、デリバリーの売上金や車の鍵まで消える
その店は、従業員の貴重品の管理も甘かった。「休憩室にあるオープンロッカーだったので、その中に着替えやカバンを置いてある」とのこと。つまり扉も鍵もない棚だった。そのため……
「更衣室のカバンの中のお金が無くなる」
「同僚のカバンからお金を抜き取っていた」
こういった事があるたび犯人として疑われる人がいたはずだが、「温情」で済ませてしまう対応が、さらなる無法地帯を生んだのかもしれない。この店では、金銭の窃盗だけでなく、デリバリー業務でも、信じられないような出来事が起きていたという。
「デリバリーで集金したお金が無くなる。デリバリー担当者がフロア勤務時に棚にデリバリー用の財布を置いて作業してる間にお金が抜かれてる」
「デリバリー用の車の鍵が無くなる。嫌がらせの為に隠したか、捨てたかされた。金庫に入れてあったスペアキーも。どうにもならず配達車の鍵を取り替えざるを得なかった」
嫌がらせはさらにエスカレートし、店の運営に不可欠な鍵まで標的になった。
「金庫の鍵、出入口の鍵が無くなる。嫌がらせの延長。その時間帯、受渡しに関わった従業員、他の人も含め店内外問わず店中、ごみの中まで探し、数日間探したのに見つからずスペアで対応」
このときは、「1か月後くらいに掃除スタッフが発見」と、店内から発見されたようだ。ここまでくると、単なる出来心や嫌がらせでは済まされない。しかも、この職場ではさらに別の不正も横行していた。
「キッチンスタッフは食材を私用で使用」シフトの不正操作まで…
女性によると、キッチンでは食材の不正利用が常態化していたようだ。
「キッチンスタッフは食材を私用で使用したり、勤務時のまかないを勤務してない日に持って帰ったり」
そして、女性が「一番の窃盗」と指摘するのは、金品ではなく「時間」だという。
「他の人のシフトを勝手に変えて自分に付けたり、ラスト勤務者あるあるですけど、残業代を付けてもらえなかったり」
これだけの問題が続発する背景には、特定の従業員の資質だけでなく、それを許容してしまう職場の管理体制のまずさがあったと言えそうだ。投稿は「幾らでもありますよ」という言葉で締められており、その呆れが伝わってくるようだった。