冬のボーナス、課長は「0円」なのに「部長職以上は300万円」 納得いかず「退職も考えている」と語る40代男性 NEW 2025年11月14日 キャリコネNEWS ツイート 画像はイメージ 冬のボーナス支給日が近づいてきた。年収が高い人ほど懐が温まる一方で、会社の理不尽な評価制度に冷や水を浴びせられる人もいる。 食品会社の経理を担当しており、年収900万円だという40代男性。だが、この冬のボーナスはまさかの「0円」だったと投稿を寄せた。 会社の業績が悪化したのかと思いきや、そうではないようだ。男性は内情を明かす。(文:天音琴葉) 「課長職以下はかなり安くなっている」 自身の冬ボーナスは「0円」だったというが…… 「しかしながら、部長職以上は100〜300万円。どうやら業績賞与という方式で、部長以上はかなり厚遇されているが、課長職以下はかなり安くなっている」 業績連動型賞与は基準額×評価係数で計算されるが、部長以上は評価係数が高く設定されているということだろう。経理という職種柄、会社の金銭事情が見えてしまうだけに、より強く不満を感じてしまいそうだ。 「そもそも納得していないので、退職も考えているところです」 260万円支給でも「生活費の補填」 続いて投稿を寄せた東京都の50代前半の男性は、不動産関連企業で総務として働いており、年収は1100万円。 「昨年冬は270万円だったが、今年は260万円で10万円ダウンした」 とボーナス事情を明かす 。10万円の減額は小さくないが、男性は 「理由は不明だが、全体の業績によるものと思われる。金額は減りはしたが、昨年とほぼ同水準なので特に不満はない」 と冷静に受け止めている様子。 支給額が260万円ともなれば、車や海外旅行に使いたくなりそうだが、その使い道は意外にも堅実だ。 「生活費の補填。また来春、引っ越しする可能性があり、そのために貯蓄もしたい」 50代ともなれば子どもの教育費が嵩むのだろう。物価高が続く中、特に都内では年収1000万円はおろか1500万円ほどでも一昔前ほど余裕のある暮らしはできないものだ。
冬のボーナス、課長は「0円」なのに「部長職以上は300万円」 納得いかず「退職も考えている」と語る40代男性 NEW
冬のボーナス支給日が近づいてきた。年収が高い人ほど懐が温まる一方で、会社の理不尽な評価制度に冷や水を浴びせられる人もいる。
食品会社の経理を担当しており、年収900万円だという40代男性。だが、この冬のボーナスはまさかの「0円」だったと投稿を寄せた。
会社の業績が悪化したのかと思いきや、そうではないようだ。男性は内情を明かす。(文:天音琴葉)
「課長職以下はかなり安くなっている」
自身の冬ボーナスは「0円」だったというが……
「しかしながら、部長職以上は100〜300万円。どうやら業績賞与という方式で、部長以上はかなり厚遇されているが、課長職以下はかなり安くなっている」
業績連動型賞与は基準額×評価係数で計算されるが、部長以上は評価係数が高く設定されているということだろう。経理という職種柄、会社の金銭事情が見えてしまうだけに、より強く不満を感じてしまいそうだ。
「そもそも納得していないので、退職も考えているところです」
260万円支給でも「生活費の補填」
続いて投稿を寄せた東京都の50代前半の男性は、不動産関連企業で総務として働いており、年収は1100万円。
「昨年冬は270万円だったが、今年は260万円で10万円ダウンした」
とボーナス事情を明かす 。10万円の減額は小さくないが、男性は
「理由は不明だが、全体の業績によるものと思われる。金額は減りはしたが、昨年とほぼ同水準なので特に不満はない」
と冷静に受け止めている様子。
支給額が260万円ともなれば、車や海外旅行に使いたくなりそうだが、その使い道は意外にも堅実だ。
「生活費の補填。また来春、引っ越しする可能性があり、そのために貯蓄もしたい」
50代ともなれば子どもの教育費が嵩むのだろう。物価高が続く中、特に都内では年収1000万円はおろか1500万円ほどでも一昔前ほど余裕のある暮らしはできないものだ。