• 有休は「台風や豪雨、雪の時だけ」使用可、5日超えると“忌引き扱い”で無給のトンデモ職場 NEW

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    従業員の権利である有給休暇の取得を妨げ、理不尽なルールで縛り付ける会社があるようだ。投稿を寄せた40代女性(サービス・販売・外食)の職場では本来の有休の概念が崩壊しているという。

    「有休が基本、台風や豪雨、雪などで公共交通機関が運休したときに会社も休みになるので、その時にしか使えない」

    実質的に、有休を自由に使える日は存在しないかのようだ。旅行や帰省を理由に申請しても、「繁忙期だからダメと却下される」。それどころか、理由を「私用の為」と記載すると、執拗に理由を聞かれる始末だという。

    もちろん有休取得する理由を会社に伝える義務はない。さらには、法律で義務化された年5日の取得さえままならず、万が一5日を超えて休むと、信じられない扱いを受けるという。

    「5日を超えると、無給の忌引き扱いに勝手にされている」

    有休は「本社人事部に問い合わせるとあっさり教えてもらえる」と言われ……

    会社側は、社員が権利意識を持たないよう、情報を徹底的に隠蔽していた。

    「有休の残日数も給与明細に記載しておらず、なるべく社員が有休の事に目を触れさせないようにされており」

    勤務先はフランチャイズ企業だった。社長は「有休は俺に聞け」と公言するが、肝心の残日数は教えてくれない。

    女性は先輩社員から「本社人事部に問い合わせるとあっさり教えてもらえる」と助言を受けた。おそらく、勤怠システムなどが本社と共通なのだろう。女性が自分で本社の人事部に電話すると、それが社長の逆鱗に触れた。

    「フランチャイズ社長から、個人が本社に電話してはいけないルールだからお前はルール違反だと怒鳴られる」

    「社員同士の連絡先交換を禁止していた」

    この理不尽なルールの背景には、社長による極端な「えこひいき」があった。

    「気に入ってる他の同僚には、有休取らせてやるけど、他の皆には内緒だよと、言われていたらしい」

    差別的な扱いは有休だけにとどまらない。「給与や、交通費なども同じ契約社員でも待遇が違う」という。

    こうした不平等が明るみに出ることを恐れてか、会社は異常なまでの情報統制を敷いていた。

    「社員同士が連絡を取り合うと待遇の差や、人によって言った事が違うのがバレるからか、社員同士の連絡先交換を禁止していた」

    労働者の正当な権利を踏みにじり、不都合な真実がバレないよう社員同士の交流まで禁じる。普通の人ならウンザリしてしまうだろう。

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