「いや~俺の感覚では、それはない(笑)」 成果を否定してきた上司を一喝した結果 「急に静かになり、めちゃくちゃ謝ってきた」 NEW 2025年11月23日 キャリコネNEWS ツイート 画像はイメージ 専門的なスキルを要する仕事では、評価する側にも専門知識が必要だ。適当に評価するのではなく、せめて慎重に判断してほしいところだが……。 投稿を寄せた東京都の30代女性(ITエンジニア/年収400万円)は、自身が開発したシステムに対する上司の心無い評価に、思わず声を荒げた経験があるという。 女性の職場には、担当したプロジェクトの難易度を自己評価して報告するルールがあった。この評価は「仕事にかける期間を決めたり、社員の成績(ボーナスや昇進にかかわる)をつけたりするために」使われるという。(文:長田コウ) 「いや~俺の感覚では、それはない(笑)」と否定してくる上司 今回、女性は「とても複雑で難しいシステム」を開発したため、それに見合う高い難易度をつけた。しかし、報告を受けた上司の反応は冷淡だった。 「『いや~俺の感覚では、それはない(笑)』と、私の評価を否定され、上司が自分で難易度を採点し直すことになりました」 上司は採点を3回もやり直し、最終的には女性がつけた点数の「半分以下」にしたという。あまりの理不尽さに、女性は我慢できず「なぜこの点数になったんですか?」と話し合いを求めた。 話し合いを進めていくと上司は、女性が開発したシステムを「他のシステムから使い回したもの(流用)」だと決めつけていたことが発覚した。これに対し、女性は「すべて自分で設計した」という証拠を突き付けて反論したそう。 しかし、上司は引き下がろうとしない。それどころか、さらに理屈をこね始めたのだ。 「『データをデータベースに保存する作業以外は、インポート機能とは言えないからその分点数をつけなかった』という、意味不明な理由を言い出しました」 「今後一切『インポート』という単語を使わないでくださいね‼」 ITエンジニアならば、「データを取り込む」ことも含めて「インポート」と呼ぶのは常識だ。そのシステムにはデータ取り込み機能があったにもかかわらず、評価されなかったことに女性は怒りを感じている。我慢も限界に達し、大声でこう言い放った。 「じゃあ、データをシステムに取り込むとき、今後一切『インポート』という単語を使わないでくださいね!!!」 部下の剣幕に押されたのか、「私が怒鳴ると、上司は急に静かになり、めちゃくちゃ謝って」きたという。その後、上司の態度が激変した。 「私に歩み寄る姿勢を見せるようになり、今では以前とは比べ物にならないほど優しく、正直気持ち悪いくらいです」 上司を相手にしながら、実力行使によって正当な扱いを勝ち取ったようだ。
「いや~俺の感覚では、それはない(笑)」 成果を否定してきた上司を一喝した結果 「急に静かになり、めちゃくちゃ謝ってきた」 NEW
専門的なスキルを要する仕事では、評価する側にも専門知識が必要だ。適当に評価するのではなく、せめて慎重に判断してほしいところだが……。
投稿を寄せた東京都の30代女性(ITエンジニア/年収400万円)は、自身が開発したシステムに対する上司の心無い評価に、思わず声を荒げた経験があるという。
女性の職場には、担当したプロジェクトの難易度を自己評価して報告するルールがあった。この評価は「仕事にかける期間を決めたり、社員の成績(ボーナスや昇進にかかわる)をつけたりするために」使われるという。(文:長田コウ)
「いや~俺の感覚では、それはない(笑)」と否定してくる上司
今回、女性は「とても複雑で難しいシステム」を開発したため、それに見合う高い難易度をつけた。しかし、報告を受けた上司の反応は冷淡だった。
「『いや~俺の感覚では、それはない(笑)』と、私の評価を否定され、上司が自分で難易度を採点し直すことになりました」
上司は採点を3回もやり直し、最終的には女性がつけた点数の「半分以下」にしたという。あまりの理不尽さに、女性は我慢できず「なぜこの点数になったんですか?」と話し合いを求めた。
話し合いを進めていくと上司は、女性が開発したシステムを「他のシステムから使い回したもの(流用)」だと決めつけていたことが発覚した。これに対し、女性は「すべて自分で設計した」という証拠を突き付けて反論したそう。
しかし、上司は引き下がろうとしない。それどころか、さらに理屈をこね始めたのだ。
「『データをデータベースに保存する作業以外は、インポート機能とは言えないからその分点数をつけなかった』という、意味不明な理由を言い出しました」
「今後一切『インポート』という単語を使わないでくださいね‼」
ITエンジニアならば、「データを取り込む」ことも含めて「インポート」と呼ぶのは常識だ。そのシステムにはデータ取り込み機能があったにもかかわらず、評価されなかったことに女性は怒りを感じている。我慢も限界に達し、大声でこう言い放った。
「じゃあ、データをシステムに取り込むとき、今後一切『インポート』という単語を使わないでくださいね!!!」
部下の剣幕に押されたのか、「私が怒鳴ると、上司は急に静かになり、めちゃくちゃ謝って」きたという。その後、上司の態度が激変した。
「私に歩み寄る姿勢を見せるようになり、今では以前とは比べ物にならないほど優しく、正直気持ち悪いくらいです」
上司を相手にしながら、実力行使によって正当な扱いを勝ち取ったようだ。