• 職場の忘年会は“上司が威張る場所” 「会費を払って嫌な思いをするなどナンセンス」と切り捨てる男性 NEW

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    年末が近づき、職場での忘年会の開催有無が話題になる季節だ。かつては「全員参加」が当たり前だったかもしれないが、現在は「行かない」という選択肢を選ぶ人が多いかもしれない。

    寄せられた投稿からも、職場の飲み会に対する冷ややかな視線がうかがえる。北海道の50代男性(エンジニア)は、「忘年会の不参加はありだと思います」と断言。今の時代、職場の人間関係における配慮として、飲み会を断る権利は守られるべきだという考えだ。(文:篠原みつき)

    「上司は弱い者いじめを行う場所」

    男性がここまで強く主張する背景には、飲み会の実態に対する不信感があるようだ。

    「職場の飲み会はいくら無礼講といえど、実際にはそんなことはなく、上司は弱い者いじめを行う場所であり、上司が威張れる、心地よい場所です」

    「無礼講」という言葉を真に受けて痛い目を見た経験がある人もいるだろう。結局は上司の機嫌を取る場になりがちだ。男性はさらにこう持論を力説する。

    「会費を支払って、嫌な思いをするなどナンセンスです。断るのも上司に気を使うので、忘年会など、職場の飲み会は全面禁止とすべきです」

    お金を払ってストレスを溜めるくらいなら、最初から開催しないでほしいというのが本音のようだ。

    「小さい会社ほど忘年会やりたがる」

    神奈川県の60代女性(事務・管理)も、忘年会に出席しないのは「ありでしょ」と書く。忘年会を「会社の経営陣のパフォーマンスでしかない」と切り捨て、こう続けた。

    「仲良くもない、酒飲めなきゃ地獄」

    下戸の人にとって、飲めない酒の席で長時間拘束されるのは苦痛以外の何物でもないだろう。しかし、現実には「出ないと、社内で仲間ハズレにされるのは確実」という空気の職場もまだあるようだ。

    だが女性は、そんな同調圧力をかける会社に対して冷ややかだ。

    「というかそういう会社が先が長いとは思えないんだよね。もう忘年会もやってるのって中小企業だけだろ。体感だと小さい会社ほど忘年会やりたがる。で社員は辞めたくなる」

    と、辛辣な意見を寄せた。

    確かに、コミュニケーションの場として重要視する企業もあるだろう。しかし、ハラスメントへの意識が高まる現代において、旧態依然とした飲み会は従業員の心が離れる原因になりかねない。

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