• 「忙しい、忙しい」と連呼する人って、どうしたら黙らせることができるの?

    Q&Aサイトの教えて!gooに、こんな相談が寄せられていました。質問者のfantaGstarさんには、いつも忙しそうにしている知人がいます。営業の仕事をしており、いつ会っても「忙しい、忙しい」と連呼しているそうです。

    会えば「昼食をとる暇がない」「サービス残業がある」といい、「毎日帰りが22時くらいになる」「社内で仕事量の格差がある」「休みの日にもお客さんから電話がかかってくる」などと不満を漏らし続けています。

    書き出してみると少なくて拍子抜けすることも

    聞き飽きた!

    しかし質問者さんには、知人が極端に忙しい立場にいるとは思えません。それに休みの日の電話は営業職ならありうるし、電話がなりっぱなしということでもない。仕事量に差があるのは、どこの職場でも見られることです。

    質問者さんは、周りに「忙しい」とアピールすればするほど、かえって「仕事ができない人」に見えるので、正直辞めて欲しいと思いつつ、近しい人から「忙しい話をされた時」の対応策などを教えて欲しいといいます。

    この相談に対し、miura8miiuraさんは「女性が『痩せたい』と言っているのと同じ。会話の枕詞なんで気にしません」と笑い飛ばしますが、回答者からは、忙しいと言っている人は仕事の段取りや時間の使い方に問題があるのでは、というアドバイスが寄せられました。

    「忙しがる人は、いかにやるべき仕事がたくさんあったかを訴えてくるが、いざやるべき仕事がいくつだったのかを聞いても返答できない人が多い。自分の仕事を把握できていない人が多いのではないか」(hue2011さん)

    確かに、やらなければいけない仕事がゴチャゴチャになって、何から手をつけていいのか分からなくなったとき、やるべきことを紙に書き出してみたところ、思っていたよりも少なくて拍子抜けすることはよくあることです。

    「本当に忙しい時は『忙しい』なんて発しないものです」と指摘するのは、mairyonaoさんです。多忙な人は黙々と処理することを優先するはずで、わざわざ他人に向かって口にするのは別の目的があるのかもしれません。

    「うわー、仕事できる人は大変だね~」でやりすごす

    「忙しい」と連呼する人の心理を読んで、揶揄する意見もありました。

    「結局、『忙しい』を連呼して、いつも慌ただしくしている人って、そうしてないと落ち着かないんだと思います。忙しくしている自分に自己満足するというか」(makoriさん)

    「『忙しい』って、『私って人気者なの』って言っているみたい」(rossonoirさん)

    質問者さんも、こういう人は「話し相手より自分の方が忙しい」という事が前提になっていると感じる、と打ち明けます。一種の優越感みたいなものでしょうか。実は他人から頼られている自分を演じている人もいそうです。

    そういう人たちは忙しい状況を変えるつもりはないので、真面目にアドバイスをしても意味がありません。Bfoxさんは、「忙しい」アピールをする人は適当に褒めて持ち上げておけばいいのでは、と言っています。

    「たぶん、『うわー、仕事できる人は大変だね~。仕事はできる人のところに集まるっていうしね。でも、凄いわー』って褒めてほしいんじゃないでしょうか。本人はそれで満足するんでしょうから。私は適当にも褒めて持ち上げておきます」

    それで相手の気が済んで、それ以上アピールを聞かずに済むのであれば、この方法で丸く収めるのが一番いいのかもしれませんね。(ライター:Makiko.N)

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