「志望理由なんてあるわけねーよ」にネット反論 「そんな簡単な捏造もできん奴に何ができる?」 2015年3月13日 キャリコネNEWS ツイート キャリコネニュースが3月7日の記事で、「志望理由がない女子大生の悩み」について取り上げたところ、読者から大きな反響が寄せられた。この記事内では、志望動機を持ち合わせていないために、就活が憂鬱でならないと語る女子大生に共感する意見が比較的多かった。 これに対し、配信先のニコニコニュースでは1400件近いユニークなコメントが集まっている。女子大生への批判がかなりの割合を占めたが、日本の就活の実態を嘆くものなどイマドキの就活生の悩みに共感する声もあった。 「生きるため・食うためが第一の動機」だけど 志望理由が思いつかない女子大生に共感する人たちからは、「すっごい同意」「ほんとそれだよな」「本気で共感できる記事」という声があがった。また、「生きるために働かなければならないだけ」であり、会社が喜ぶような熱い志望理由など思いつかないという人もいた。 「志望動機→遊ぶ金欲しさ」「金が欲しいんだよ!(心の声)」「最大限に共感する。仕事なんて所詮生きるために現状必要だからやるものだ。本心でないお題目なんて何もかも時間の無駄でしかない」 ホンネのところは「給料がいいから」「残業が少ないから」「休みが多いから」「家から近いから」。それ以上のことを求められても困る、というのだ。 「生きるため・食うためが第一の動機だよね。それ以外になにがあるねん。理想もってる人のほうが少数派だってこと、そろそろ分かって」 その一方で、「そんな簡単な捏造もできん奴に何ができるのw」と批判する意見も多い。就活で「本音と建て前」を使い分けるのは当たり前であり、夢などなくてもそれをいかにうまく取り繕うかが大切であるかを説くものだ。 「志望動機なんて全て社交辞令」「世の中で生きていくためには、本来の自分を隠して社会用の自分を演じる能力が必須なのだよ」「ハッタリかましてでも自分アピールすらできないゆとりなんぞ企業は雇わん」「(面接は)嘘や誤魔化しや思い込みの能力を試す場だから! 自分を騙せないようではやっていけないってこと」 真面目に書かないと「才能を見落として悔しい」との声も 夢がないのは採用側の社会人も同じであり、「皆がそんなに熱い夢を抱いて働いてるなら、通勤電車内のサラリーマンはあんなに暗い顔してないって」という声もあった。 しかしこれには、「普通に働きたいのにまず演技力を試されるってわけ分かんない」と不満を漏らす就活生も。「心にも思っていない美辞麗句を若造に考えさせ、仕様もない嘘と欺瞞で今後の人生を揺るがさせる国、日本」と憤る人もいた。 その一方で、このような悩みは文系の大学生特有のものであり、理系であれば専門性に沿った就職先の選択肢がおのずとできるという指摘も。「就きたい職業に就くため勉学に励んだ自分としては、志望動機がないって感覚がわからん」と首を傾げる人もいた。 社会人からは、甘えと批判するだけでなく、どういうスタンスで面接に臨めばよいかについてのアドバイスもあった。ある社会人は、内容よりも形式が大事だという。 「プレゼン力を見てるだけ。こういったテーマでスピーチしなさい。質疑に耐え、面接官が納得すれば合格。嘘か本当かなんて関係ない」 また、会社の実務としては、採用者を「志望と能力」によって各部署に配属するので、志望理由を真面目に書いてくれないと「選ぶ側も困るし才能を見落として悔しいわけよ」と、きちんと考えてホンネを書いて欲しいという声も。 自分を商品と考えて、「定価数百万円の商品カタログ」だと思えば、気合いを入れて書く気になるのではないかという助言もあった。 あわせてよみたい:私にできないのは「仕事に関する夢を語ること」
「志望理由なんてあるわけねーよ」にネット反論 「そんな簡単な捏造もできん奴に何ができる?」
キャリコネニュースが3月7日の記事で、「志望理由がない女子大生の悩み」について取り上げたところ、読者から大きな反響が寄せられた。この記事内では、志望動機を持ち合わせていないために、就活が憂鬱でならないと語る女子大生に共感する意見が比較的多かった。
これに対し、配信先のニコニコニュースでは1400件近いユニークなコメントが集まっている。女子大生への批判がかなりの割合を占めたが、日本の就活の実態を嘆くものなどイマドキの就活生の悩みに共感する声もあった。
「生きるため・食うためが第一の動機」だけど
志望理由が思いつかない女子大生に共感する人たちからは、「すっごい同意」「ほんとそれだよな」「本気で共感できる記事」という声があがった。また、「生きるために働かなければならないだけ」であり、会社が喜ぶような熱い志望理由など思いつかないという人もいた。
ホンネのところは「給料がいいから」「残業が少ないから」「休みが多いから」「家から近いから」。それ以上のことを求められても困る、というのだ。
その一方で、「そんな簡単な捏造もできん奴に何ができるのw」と批判する意見も多い。就活で「本音と建て前」を使い分けるのは当たり前であり、夢などなくてもそれをいかにうまく取り繕うかが大切であるかを説くものだ。
真面目に書かないと「才能を見落として悔しい」との声も
夢がないのは採用側の社会人も同じであり、「皆がそんなに熱い夢を抱いて働いてるなら、通勤電車内のサラリーマンはあんなに暗い顔してないって」という声もあった。
しかしこれには、「普通に働きたいのにまず演技力を試されるってわけ分かんない」と不満を漏らす就活生も。「心にも思っていない美辞麗句を若造に考えさせ、仕様もない嘘と欺瞞で今後の人生を揺るがさせる国、日本」と憤る人もいた。
その一方で、このような悩みは文系の大学生特有のものであり、理系であれば専門性に沿った就職先の選択肢がおのずとできるという指摘も。「就きたい職業に就くため勉学に励んだ自分としては、志望動機がないって感覚がわからん」と首を傾げる人もいた。
社会人からは、甘えと批判するだけでなく、どういうスタンスで面接に臨めばよいかについてのアドバイスもあった。ある社会人は、内容よりも形式が大事だという。
また、会社の実務としては、採用者を「志望と能力」によって各部署に配属するので、志望理由を真面目に書いてくれないと「選ぶ側も困るし才能を見落として悔しいわけよ」と、きちんと考えてホンネを書いて欲しいという声も。
自分を商品と考えて、「定価数百万円の商品カタログ」だと思えば、気合いを入れて書く気になるのではないかという助言もあった。
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