• 家事を手伝う夫がブチ切れ! パート収入が「たった6万円」と発覚した途端…

    Q&Aサイトの発言小町に、こんな相談が寄せられていました。相談者のピカ子さんは、1人の子どもを持つ50代の既婚女性です。

    ピカ子さんは以前、時短勤務の正社員として400万円程の年収をもらっていました。しかし病気の悪化で退職し、今はパートで働いています。ピカ子さんの現在の時給は800円。実働5時間の週3~4日勤務なので、月収はだいたい6万円くらいです。

    回答者は批判「大黒柱に頼むところがずれている」

    旦那さんの仕事は昼からなので、自分がパートに行く日は旦那さんに洗濯物干しをお願いしていました。しかしある日、ピカ子さんのパート収入を知った旦那さんは腹を立て、このように言い放ったそうです。

    「たった6万円!?」

    なぜ妻だけが家事をすべきなのか

    ピカ子さんは、子どものいる主婦が働ける時間は限られているから時給が安いことや、103万円の枠があるので勤務時間を増やせばかえって損することを説明しました。

    しかし旦那さんは、「正社員時代と比べて少なすぎだ」と納得してくれません。ピカ子さんは、夫は世間に疎いとは感じていたが、ここまでとは、と当惑を隠せません。「夫を納得させる方法はないでしょうか?」

    この相談には旦那さんを擁護し、ピカ子さんを批判する意見が多く投稿されました。

    「パート、しかも週3-4日の5時間なら洗濯物干しくらいしたら? 仕事行く前にそんなに手伝いさせないわ私なら。フルタイムならともかくね」(humさん)
    「6万の収入を得るために洗濯干しを大黒柱に頼むところがずれているのではないでしょうか」(モンぴょんさん)

    要するに、たった6万円の仕事のためなら、いままで通り妻が家事をすべきであり、わざわざ夫に協力を呼びかけるまでもないということでしょう。そんな仕事なんか辞めて、家事に専念した方がいいという意味が込められているかもしれません。

    女性にだって「キャリア形成する権利」あるのでは?

    でも、6万円はそんなに安すぎるのでしょうか? こんな計算をするコメントもあります。

    「洗濯物を干すくらいの手間を、大層に感じるご主人が使えなさすぎ。ちょっとの協力で6万がプラスされるなら、こんなにありがたいことはないじゃないですか」(あらふぁさん)

    1日10分、週4日とすれば、洗濯物干しにかかる時間は月3時間程度。たった3時間の家事負担で家計収入が6万円も増えるなんて、とてもお得なのではないでしょうか。

    それに長い目でみれば、将来子どもが巣立って時間に余裕ができ、もっと割のいい仕事に転職しようと思った時、ブランクの長い主婦よりもパートでも仕事をしていた方が有利になる可能性もあります。

    「私なら『そうよね…。学生でも、これくらい稼ぐものね…。でも、時給の良い早朝バイトなんてやったら、もっとアナタにも迷惑かけるし…?』みたいな感じで言うかな」(ミジンコさん)

    夫の生活能力だけに依存していると、いざ女性が自立しようと思っても難しいことになります。ピカ子さんにも自分のキャリアを積む権利があるということを、なんとか旦那さんに理解してもらうことはできないでしょうか。(ライター:Makiko.N)

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