天海祐希が「理想の上司」6年連続で第1位! 人気の理由はどこにある? 2015年4月22日 キャリコネNEWS ツイート 2015年度入社の新入社員を対象に調査した「理想の上司ランキング」を産業能率大学が発表した。女性上司部門では天海祐希さんが1位に輝いた。天海さんは6年連続でのトップで、投票理由には「リーダーシップがありそう」「やる気を引き出してくれそう」といったコメントが寄せられている。 天海さんは「転職を相談したい有名人」や「若者が選ぶ『理想の大人』」の女性部門でも首位になるなど、この手のランキングでは常に上位に食い込んでいる。なぜ彼女は、そんなに支持を集めるのだろうか。 「ルックス」と「役柄」がイメージにぴったり ツイッターには「理想の上司」のニュースに対し、こんな共感の声が数多く見られる。 「私も天海祐希さんが上司だったらめちゃくちゃ嬉しいなあ」 「天海さんは、間違っていたら役員にも抗議するみたいな信念を通す強さを感じられるし、確かに理想の上司だな」 ドラマの中でクールであったり、バリバリ働いたりしている女性を演じる彼女とイメージを重ねる人が多いのかもしれない。 彼女が主演を務めるドラマは、2004年から増加。同年の「離婚弁護士」では勝気の弁護士、「ラストプレゼント」では周囲からの信頼が厚い一級建築士といった高い専門性を有するキャリアウーマンを演じた。 「トップキャスター」(06年)では米国帰りのキャスター、「Around40」(08年)では姉御気質の精神科医と、厳しい職場で華やかに振舞う女性を熱演。「BOSS」(09年)では刑事で特別犯罪対策室の室長、「GOLD」(10年)ではスポーツジム・エステ経営の社長など、部下を抱えて指導する立場の役も続いている。 元々、宝塚の男役出身で頼れる姉御肌のイメージがあるルックスに、ドラマの役が相まって「理想の上司」像になっているのだろう。 減り始めている「若い男性社員」からの支持 実際の人物像も「完璧」で「頼れる」とイメージそのものであるようだ。CM発表会で本人を目の当たりにしたことのある広告関係者は、「これまで数多く見た芸能人で、唯一といっていいほど完璧な存在だった」と絶賛を惜しまない。 「現場では、その場で求められている言動を完璧にこなしていました。立ち居振る舞いも非の打ち所がない、といった感じで、これなら代理店もクライアントも『次もお願いします』となると思います。普段はオーラなど信じないタイプですが、天海さんは別格でしたね」 まさに隙がなくブレない役柄そのものだ。ドラマの主演からしばらく遠ざかっている今でも、その魅力に取り込まれた人が数多くいるということだろう。 そんな天海さんだが、角度を変えて調査結果を見てみると「弱点」が見えてくる。「理想の上司」は2015年の総合1位を維持したものの、男性社員が選んだ女性上司では、1位はベッキー、2位は日テレの水ト麻美アナで、天海さんは3位だ。 2010年から2014年までは男性社員でも1位だったが、今年は陥落。若くて明るく、当たりの柔らかい女性に、若い男性の志向が移っているのだろうか。 「付き合いたい大人女子」では圏外に また「上司」「相談」「大人」というキーワードでは強い天海さんも、「恋愛」では意外なほどの弱さを見せる。gooランキングが10代・20代の男性に行った「10~20代男子が本気で『付き合いたい!』と思う40代女性芸能人ランキング」では、50位にも名前もあがっていない。 近づきがたいイメージを持たれているのだろうか。事実、彼女は今も独身。2012年に出演したドラマ「結婚しない」の番組宣伝で大学の講義に登場した際は、学生たちに「夢も希望もあるうちに結婚相手を探して」とアドバイス。 「30代、40代になってくると、どうでもいいやって思えてきちゃうので、今、頑張ってください。私は結婚するかしないかは決めていませんが、積極的に婚活はしておりません」 と語ったと報じられている。「強く完璧な女性」のイメージも、時にはいろいろと妨げになることがあるのかもしれない。 あわせて読みたい:「転職を相談したい有名人」男性部門1位はマツコ
天海祐希が「理想の上司」6年連続で第1位! 人気の理由はどこにある?
2015年度入社の新入社員を対象に調査した「理想の上司ランキング」を産業能率大学が発表した。女性上司部門では天海祐希さんが1位に輝いた。天海さんは6年連続でのトップで、投票理由には「リーダーシップがありそう」「やる気を引き出してくれそう」といったコメントが寄せられている。
天海さんは「転職を相談したい有名人」や「若者が選ぶ『理想の大人』」の女性部門でも首位になるなど、この手のランキングでは常に上位に食い込んでいる。なぜ彼女は、そんなに支持を集めるのだろうか。
「ルックス」と「役柄」がイメージにぴったり
ツイッターには「理想の上司」のニュースに対し、こんな共感の声が数多く見られる。
ドラマの中でクールであったり、バリバリ働いたりしている女性を演じる彼女とイメージを重ねる人が多いのかもしれない。
彼女が主演を務めるドラマは、2004年から増加。同年の「離婚弁護士」では勝気の弁護士、「ラストプレゼント」では周囲からの信頼が厚い一級建築士といった高い専門性を有するキャリアウーマンを演じた。
「トップキャスター」(06年)では米国帰りのキャスター、「Around40」(08年)では姉御気質の精神科医と、厳しい職場で華やかに振舞う女性を熱演。「BOSS」(09年)では刑事で特別犯罪対策室の室長、「GOLD」(10年)ではスポーツジム・エステ経営の社長など、部下を抱えて指導する立場の役も続いている。
元々、宝塚の男役出身で頼れる姉御肌のイメージがあるルックスに、ドラマの役が相まって「理想の上司」像になっているのだろう。
減り始めている「若い男性社員」からの支持
実際の人物像も「完璧」で「頼れる」とイメージそのものであるようだ。CM発表会で本人を目の当たりにしたことのある広告関係者は、「これまで数多く見た芸能人で、唯一といっていいほど完璧な存在だった」と絶賛を惜しまない。
まさに隙がなくブレない役柄そのものだ。ドラマの主演からしばらく遠ざかっている今でも、その魅力に取り込まれた人が数多くいるということだろう。
そんな天海さんだが、角度を変えて調査結果を見てみると「弱点」が見えてくる。「理想の上司」は2015年の総合1位を維持したものの、男性社員が選んだ女性上司では、1位はベッキー、2位は日テレの水ト麻美アナで、天海さんは3位だ。
2010年から2014年までは男性社員でも1位だったが、今年は陥落。若くて明るく、当たりの柔らかい女性に、若い男性の志向が移っているのだろうか。
「付き合いたい大人女子」では圏外に
また「上司」「相談」「大人」というキーワードでは強い天海さんも、「恋愛」では意外なほどの弱さを見せる。gooランキングが10代・20代の男性に行った「10~20代男子が本気で『付き合いたい!』と思う40代女性芸能人ランキング」では、50位にも名前もあがっていない。
近づきがたいイメージを持たれているのだろうか。事実、彼女は今も独身。2012年に出演したドラマ「結婚しない」の番組宣伝で大学の講義に登場した際は、学生たちに「夢も希望もあるうちに結婚相手を探して」とアドバイス。
と語ったと報じられている。「強く完璧な女性」のイメージも、時にはいろいろと妨げになることがあるのかもしれない。
あわせて読みたい:「転職を相談したい有名人」男性部門1位はマツコ