• 「恋愛ビジネス」急増中! プロポーズ手伝いからラブレター代筆、浮気の謝罪代行まで

    自分で書いたラブレターの方がいいのでは…

    世の中の男性諸君がここまで弱くなっているなんて。近頃、恋愛のあらゆる場面で他力本願な男性が増えてきているのか、さまざまな「恋愛ビジネス」が急増しているという。

    紹介されたのは5月22日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX )。特派員のジョナサンがロケに出向き、実際にどんなふうに「恋愛ビジネス」が行われているかを調査した。(文:みゆくらけん)

    「プロポーズの手伝い」から「浮気の謝罪」まで…

    最初に訪れたホテルでは、プロポーズの手伝いサービス。自分ひとりではプロポーズできないという奥手な男性や、周りに盛り上げてもらって忘れられない記念にしたいという人が利用するという。料金は宿泊費込みで3万9000円から。

    彼女には普通に宿泊するだけだと思わせておいて、サプライズでチャペルに呼び出しプロポーズ。OKをもらうとドアが開き、ホテルスタッフからフラワーシャワーと拍手でお祝いされるというもの。女性側の個人的意見として、「うっわ、キッツー!」と思うのは私だけか?そんなことされたら私、ドン引くけどな。

    次に向かったのは便利屋。ここでは、浮気がバレて彼女にキレられている男性依頼者に同行し(または代行し)、怒り心頭の彼女に対し謝罪をするというサービス。

    スタッフは依頼者の「友達」という設定で出向き、「ごめん○○ちゃん! 俺が無理矢理コイツを浮気に誘ったんだよ! ほんとごめん!」などと謝るのだという。

    約8割の女性はそれで許してくれるらしいが、それでも許してもらえない場合はその場で土下座までするのだとか。土下座をする場合は「土下座料金」が加算される。もう、ここまできたらコントのようである。

    そもそも、彼女に自分の人間関係まで嘘付いてスタッフを「友達」にし、一緒に謝ってなんとかしようとするその幼稚な精神が問題のような気がするが。

    ラブレターの代筆は「本当に自分で書いたの?」と疑い

    最後はラブレターの代筆サービス。文章で気持ちをうまく伝えられないという人のため、プロがヒアリングをしたのち、依頼者の立場で相手の心に響く文章を書き綴るというもの。

    実際にジョナサンが番組アシスタントの内藤聡子に恋してるという設定で代筆を依頼。できあがったラブレターには、

    「『柄にもないことを』と一笑に付すことなく、最後まで読んでもらえたらうれしいです」
    「僕は年齢に恋をするわけでなければ、若さに恋をするわけでもありません。今この時、40歳の聡子さんに僕は恋をしています。これからも一緒に『5時に夢中!』を盛り上げていきましょう。でも、僕は5時ではなく、四六時中、聡子さんに夢中です」

    などと書かれていた。感想を聞かれた内藤から出た言葉は「悪い気はしないけど、『一笑に付す』とか、いかにもジョナサンが使わなさそうな言葉がくると、本当に自分で書いたのかと疑ってしまう」。ごもっとも。

    しかしこういうのってどうなんだろう? アリ? ナシ? なんとかうまく運びたいという気持ちは理解できるが、個人と個人のやりとりで築いていくのが「恋愛」という関係じゃないのか?

    下手クソでも多少意味不明でも、本人が考えて書いたラブレターの方が心に響くし、プロポーズに他人を巻き込むなんて、昭和女の私には有り得ないのだが、古い? もう! 男! しっかりせい!

    あわせてよみたい:「若者が恋愛しない理由」はお金がないから?

     
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