38歳、マイホーム購入後に転勤命令! 家族からは「単身赴任してよ」と言われているが… 2015年7月24日 キャリコネNEWS ツイート Q&AサイトのYahoo!知恵袋に、このような相談が寄せられていました。相談者さんは東京在住の38歳会社員。パート勤務の奥さんと3歳の子どもの3人家族で、1年ほど前に購入した念願のマイホームで暮らしています。 そんな中、相談者さんはこの8月に山形県に転勤することが決まりました。会社の前例から考えると、ほぼ片道切符。奥さんに話したところ「せっかくのマイホームから離れたくないから単身赴任して」と言われました。 「本当に会社が憎い」と怒り心頭 しかし相談者さんは単身赴任をためらっています。なぜなら、もし転勤が片道切符なのであれば、相談者さんはこのまま妻子とずっと離れ離れで暮らさなければなりません。どうしても納得いかず、ネットでアドバイスを求めています。 「どうすればいいのか分かりません…本当に会社が憎い」 マイホームを買ったばかりの既婚者は、転勤のターゲットにされやすいと言われることがあります。なぜなら身軽な独身者を、縁もゆかりもない場所に転勤させると、あっさり辞めてしまう可能性があるからです。 一方、特に子持ちの既婚者は、家のローンを抱えているし、家族の生活もあるので会社の都合に従わせやすいのです。転勤者を決める会議で「マイホームを購入したばかり社員」をリストアップする会社もあるそうです。 社員に滅私奉公を求める、いかにも昭和的なやり方ですが、いまだにやっている会社があるのですね。しかし回答者からは「そういうもの」というコメントが寄せられていました。 「家買ったら、辞めないだろうと単身赴任させられるのは定石ですね。何人ものサラリーマンが涙を飲んできました。あきらめましょう」(amine0926さん) とはいえ、奥さんも奥さんではないでしょうか。夫は元気で留守がいいとばかりに、単身赴任を要求するとは。これでは、まるでマイホーム目当ての結婚と見られかねません。 「子育てには東京の方がいい」という意見もあるが 回答者の中には「家族全員で山形に移る」ことを勧める意見がありました。 「売るか、賃貸ですね。子供さんが小さいだめ、単身は辞めるべきです。子供にはお父さんも必要なので。家族一緒が良いです」(yutyan27さん) その一方で、「単身赴任」を選択するメリットを強調する人もいます。 「教育レベルは山形と東京じゃあ比較にならねえし、子どもの将来のためには大都会東京でいくしかねえよ」(cariiin4さん) ただ、地方には地方の子育て環境のよさがあると思いますけどね。本当に片道切符かどうかは分からないし、とりあえず単身赴任して、新しい土地に慣れてから身の振り方を考えてみてはどうか、という提案もありました。 「私だったら、半年位は単身赴任をして、冬の山形を知ってからどうするか決めます。雪ですよ、雪。そして、環境が良くても水が合うかどうかも判断したいし」(shigoto4nononoさん) 仮に家族で移住するにしても、住環境を把握してから、子どもが小学校に上がるなどのタイミングで呼び寄せるかどうか決めるというのも手堅い選択ですね。 一生働き続ける時代に「キャリア」を見直してみては もちろん、人の足下を見透かしたような会社にしがみつかない方法も考えられます。 「もし、ダメなら、転職です!まだ、年金まで32年も有ります、人生の前半ですから、後32年働ける仕事を探すのも一考です」(kurasitukunakurumaさん) 38歳というのは決して若くはないですが、年金も当てにならない時代ですから一生働き続けることを前提に、自分のキャリアを今一度考え直してもいいかもしれませんね。(ライター:Makiko.N) あわせてよみたい:希望地に反する「配属」は何のため?
38歳、マイホーム購入後に転勤命令! 家族からは「単身赴任してよ」と言われているが…
Q&AサイトのYahoo!知恵袋に、このような相談が寄せられていました。相談者さんは東京在住の38歳会社員。パート勤務の奥さんと3歳の子どもの3人家族で、1年ほど前に購入した念願のマイホームで暮らしています。
そんな中、相談者さんはこの8月に山形県に転勤することが決まりました。会社の前例から考えると、ほぼ片道切符。奥さんに話したところ「せっかくのマイホームから離れたくないから単身赴任して」と言われました。
「本当に会社が憎い」と怒り心頭
しかし相談者さんは単身赴任をためらっています。なぜなら、もし転勤が片道切符なのであれば、相談者さんはこのまま妻子とずっと離れ離れで暮らさなければなりません。どうしても納得いかず、ネットでアドバイスを求めています。
マイホームを買ったばかりの既婚者は、転勤のターゲットにされやすいと言われることがあります。なぜなら身軽な独身者を、縁もゆかりもない場所に転勤させると、あっさり辞めてしまう可能性があるからです。
一方、特に子持ちの既婚者は、家のローンを抱えているし、家族の生活もあるので会社の都合に従わせやすいのです。転勤者を決める会議で「マイホームを購入したばかり社員」をリストアップする会社もあるそうです。
社員に滅私奉公を求める、いかにも昭和的なやり方ですが、いまだにやっている会社があるのですね。しかし回答者からは「そういうもの」というコメントが寄せられていました。
とはいえ、奥さんも奥さんではないでしょうか。夫は元気で留守がいいとばかりに、単身赴任を要求するとは。これでは、まるでマイホーム目当ての結婚と見られかねません。
「子育てには東京の方がいい」という意見もあるが
回答者の中には「家族全員で山形に移る」ことを勧める意見がありました。
その一方で、「単身赴任」を選択するメリットを強調する人もいます。
ただ、地方には地方の子育て環境のよさがあると思いますけどね。本当に片道切符かどうかは分からないし、とりあえず単身赴任して、新しい土地に慣れてから身の振り方を考えてみてはどうか、という提案もありました。
仮に家族で移住するにしても、住環境を把握してから、子どもが小学校に上がるなどのタイミングで呼び寄せるかどうか決めるというのも手堅い選択ですね。
一生働き続ける時代に「キャリア」を見直してみては
もちろん、人の足下を見透かしたような会社にしがみつかない方法も考えられます。
38歳というのは決して若くはないですが、年金も当てにならない時代ですから一生働き続けることを前提に、自分のキャリアを今一度考え直してもいいかもしれませんね。(ライター:Makiko.N)
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