マツコ、“仕事が長続きしない”いう悩みに「転職できるって凄い」「自分の能力が役に立つという自信があるわけじゃん」とエール 2019年9月27日 キャリコネNEWS ツイート マツコ・デラックスさん マツコ・デラックスさんが9月25日放送の「マツコ&有吉 かりそめ天国」(テレビ朝日系)で、「仕事が長続きしない」という人の悩みに答えた。 番組では、「何事も長続きせず仕事も最長で5年ほどで辞めてしまうため、長続きするためのコツを教えて欲しい」という投稿を紹介。これにマツコさんは「人間は飽きますよ」と投稿者に共感しつつも、「飽きた=辞め時って思わないことだよね」とアドバイスする。飽きてからどのように仕事に取り組むかが長続きするためのコツなのだろう。「飽きた先にも楽しさがある気がする」とも語った。(文:石川祐介) 「私は20年くらい前に自分の身の程を知った」というマツコ 一方、有吉弘行さんは「5年で辞めて、次の職を見つけられるのが凄い」と感心する。「仕事が長続きせず転職も上手くいかない」という悩みではないため、自分の気持ちを最優先に仕事ができているだから悩む必要はなさそうだ。 そして、自身が仕事を続ける理由について「俺は単純に『失った時間を取り返してやる』っていうだけだから」と語る有吉さん。売れない時代のコンプレックスが今の仕事の原動力になっているのかもしれない。マツコさんも「私は20年くらい前に自分の身の程を知った」と語る。 「当時は『有り難い』と思って目の前にある仕事をやらせてもらうしかなかった。そんなに自分に可能性感じないもん。転職できるって凄いと思う。次の職場に行って『自分のこの能力が新たに役立てる』って自信があるわけじゃん」 仕事をもらえることのありがたさを実感し、仕事を辞めるかどうかの選択肢を持っていないようだ。そのため、今ある仕事を辞めて新たな仕事に挑戦する投稿者を称賛し、尊敬の言葉を送った。 辞め方がわからずダラダラ続けてしまうほうが問題? ネット上では、「辞めるのも1つの才能なんだよな」と2人の話に共感する声が多く寄せられた。小さい頃から中途半端に投げ出すことは悪とされ、何事も長続きすることが正しいと教えられてきた人は多い。 ただ、「我慢して長続きした結果、心を病んでしまった」というケースをよく耳にするようになり、辞めること・逃げることに寛容な世の中になりつつある。そういった時代の変化が、長続きしないという投稿者に対する否定的な声が少なかった要因と言えそうだ。 むしろ、辞め方がわからずにダラダラとやりたくないことを続けている人のほうが、本人にとってよくないのではないだろうか。
マツコ、“仕事が長続きしない”いう悩みに「転職できるって凄い」「自分の能力が役に立つという自信があるわけじゃん」とエール
マツコ・デラックスさんが9月25日放送の「マツコ&有吉 かりそめ天国」(テレビ朝日系)で、「仕事が長続きしない」という人の悩みに答えた。
番組では、「何事も長続きせず仕事も最長で5年ほどで辞めてしまうため、長続きするためのコツを教えて欲しい」という投稿を紹介。これにマツコさんは「人間は飽きますよ」と投稿者に共感しつつも、「飽きた=辞め時って思わないことだよね」とアドバイスする。飽きてからどのように仕事に取り組むかが長続きするためのコツなのだろう。「飽きた先にも楽しさがある気がする」とも語った。(文:石川祐介)
「私は20年くらい前に自分の身の程を知った」というマツコ
一方、有吉弘行さんは「5年で辞めて、次の職を見つけられるのが凄い」と感心する。「仕事が長続きせず転職も上手くいかない」という悩みではないため、自分の気持ちを最優先に仕事ができているだから悩む必要はなさそうだ。
そして、自身が仕事を続ける理由について「俺は単純に『失った時間を取り返してやる』っていうだけだから」と語る有吉さん。売れない時代のコンプレックスが今の仕事の原動力になっているのかもしれない。マツコさんも「私は20年くらい前に自分の身の程を知った」と語る。
仕事をもらえることのありがたさを実感し、仕事を辞めるかどうかの選択肢を持っていないようだ。そのため、今ある仕事を辞めて新たな仕事に挑戦する投稿者を称賛し、尊敬の言葉を送った。
辞め方がわからずダラダラ続けてしまうほうが問題?
ネット上では、「辞めるのも1つの才能なんだよな」と2人の話に共感する声が多く寄せられた。小さい頃から中途半端に投げ出すことは悪とされ、何事も長続きすることが正しいと教えられてきた人は多い。
ただ、「我慢して長続きした結果、心を病んでしまった」というケースをよく耳にするようになり、辞めること・逃げることに寛容な世の中になりつつある。そういった時代の変化が、長続きしないという投稿者に対する否定的な声が少なかった要因と言えそうだ。
むしろ、辞め方がわからずにダラダラとやりたくないことを続けている人のほうが、本人にとってよくないのではないだろうか。