• 鬱になる人が続出する職場「変わりはいるからお前は倒れてもいい」「個室への呼び出しが日常茶飯事」

    パワハラで鬱に… パワハラで鬱に…

    希望を抱いて入社した企業が、実は「自分に合わなかった」という経験をしたことがある人もいるだろう。なかにはパワハラや企業体質によって鬱になってしまう人も。企業口コミサイト「キャリコネ」にも、「鬱」に関する口コミが寄せられている。(文:コティマム)

    「1か月に何人も辞める」「この会社を辞める人はメンタルをやられる」

    「『お前が居なくても変わりはいるから、お前が倒れてもいい』というスタンスで会社が動いている。鬱、精神病で倒れる人が後を絶たないのに、そのまま隠蔽しているのはどうかなと思う。将来的には新入社員がどんどん居なくなるのではと思う」(販売アドバイザー/20代後半/男性/正社員/年収250万円)

    「パワハラがものすごく、ある部署では1か月に何人も辞めるなど、とても酷い状況。毎年鬱病の人が出ており、その人の穴埋めで転勤となることもモチベーションの低下になると思う。労働環境を改善してほしい」(法人営業/30代前半/男性/正社員/年収550万円)

    「採用担当によるパワハラがひどい、個室への呼び出しが日常茶飯事。基本的にこの会社を辞める人はメンタルをやられ、鬱病や体調不良が原因」(管理関連職/40代前半/女性/正社員/年収300万円)

    パワハラが酷く、社員が何人も辞めていくという口コミが目立つ。業務のミスなどで叱られることはあっても、罵倒や呼び出しなどは行き過ぎた行為だ。人が次々と辞めていく職場は人材も育たず、残った人たちに負担が集中する。結果的にまた人材が流出するという悪循環に陥ってしまう。

    「幼稚園児と比べる」店長のパワハラ発言で鬱に

    職場の環境で鬱になり、退職したというエピソードも寄せられている。

    「店長のパワハラにより、鬱になり退職しました。幼稚園児と比べる発言など、典型的なパワハラでした。入社時は親切だと思っていた人事部が何も対策をとってくれなかったことが非常に残念でした」(ショップスタッフ/20代前半/女性/正社員/年収250万円)

    また、信用組合で働いていた40代女性(正社員/年収250万円)は、体調を壊して退職した過去を持つ。当時は「コネ入社」が横行しており、同じ支店に配属された同期は女性以外すべてコネ入社だったという。同期の仲間の父親たちが同じ職場で再雇用され、親子で同じ支店に勤務するという状態だったそうだ。

    「上司や先輩も同期の父親たちに気を遣い注意などできない為、何かあると私に全て投げてくる感じでした。2年数か月で身体を壊し、通院もしました。退職すれば治ると言われたので退職。今は健康を取り戻しましたが、しばらくの間、支店前の道は気持ち的に通れず、遠回りしていたことを覚えています。今はこのようなことがないことを願います」

    体や精神に相当なストレスがかかる環境にいると、仕事どころか日常生活もままならなくなる。鬱になるまで追いつめられる職場とは距離を置いた方が身の為だ。

    【参照元:キャリコネ】

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