激務でメンタル休職中「それでも、大手は辞めないほうが良い?」に賛否両論 2021年6月16日 キャリコネNEWS ツイート どうすればいい? ガールズちゃんねるに6月12日、「大手は辞めない方がいいですか?」というトピックが立った。 激務のためにメンタルを崩してしまい現在休職中のトピ主。退職を検討しているが、大手企業であるため周囲から『絶対辞めないほうが良い』と説得されているという。そのため、「私もなかなか決断できずにいます」とどうすれば良いのか頭を抱えているようだ。 辞めるかどうか、特にメンタル面でキツイといった相談には、「辞めてもいい」などと、相談主に寄り添う声が目立つ傾向にある。しかし、この相談の場合、勤め先が「大手」ということもあり、異なる意見も数多く見受けられた。(文:石川祐介) 「部署変更もあるのでは?」 辞めない方がいい派の多くが、職場環境を変えてもらえる可能性を指摘していた。 「大手なら配置転換とか部署移動、転勤とかでまた変わってこない?転職するよりも良いと思うから人事に相談してみるのはどうかな?」 「上司に相談したら部署を変えてもらえて今は落ち着いています」 確かに大企業なら、激務の部署ばかりではないだろう。 それに、転職しても職場環境が良くなるとは限らない。「父親が辞めたけど、どんどん落ちるだけだった。給料も環境も、更に嫌な人間関係のなかで薄給になった」というコメントのように、「転職して後悔した」といった声は数多く出ていた。 「健康があってこその仕事」 とはいえ、辞めない方がいいという意見はすべて「本人が、耐えられるなら」という前提だ。職場の環境変化が望めなかったり、そもそもその会社の仕事に向いていなかったりする場合など、「辞めた方がいいケース」も当然あるだろう。 「体と心の健康があってこその仕事だと思うから、もし自分の子どもがトピ主さんのような状況なら、辞めたほうがいいと伝えます」「辞めたけど普通に幸せよ」「大手だからって安泰とは限らない」といった、トピ主の健康を気にする声も数多く出ていた。 大手企業での経験を魅力的に思ってくれる企業はいくつもあるだろう。転職で元気を取り戻せるなら、それに越したことはない。 一方で、「(医者から大きな決断はしない方がいいといわれているなら)退職の判断はもう少し心の状態が回復するまで待った方が良いと思う」といったアドバイスもあった。 確かに、復職するにしても転職するにしても、体調がよくならなければ楽しく働くのは難しい。就職活動を頑張って入った会社。まだそこで働きたい気持ちが残っているのなら、サポートを駆使して「しがみつく」のも一手だろう。
激務でメンタル休職中「それでも、大手は辞めないほうが良い?」に賛否両論
ガールズちゃんねるに6月12日、「大手は辞めない方がいいですか?」というトピックが立った。
激務のためにメンタルを崩してしまい現在休職中のトピ主。退職を検討しているが、大手企業であるため周囲から『絶対辞めないほうが良い』と説得されているという。そのため、「私もなかなか決断できずにいます」とどうすれば良いのか頭を抱えているようだ。
辞めるかどうか、特にメンタル面でキツイといった相談には、「辞めてもいい」などと、相談主に寄り添う声が目立つ傾向にある。しかし、この相談の場合、勤め先が「大手」ということもあり、異なる意見も数多く見受けられた。(文:石川祐介)
「部署変更もあるのでは?」
辞めない方がいい派の多くが、職場環境を変えてもらえる可能性を指摘していた。
確かに大企業なら、激務の部署ばかりではないだろう。
それに、転職しても職場環境が良くなるとは限らない。「父親が辞めたけど、どんどん落ちるだけだった。給料も環境も、更に嫌な人間関係のなかで薄給になった」というコメントのように、「転職して後悔した」といった声は数多く出ていた。
「健康があってこその仕事」
とはいえ、辞めない方がいいという意見はすべて「本人が、耐えられるなら」という前提だ。職場の環境変化が望めなかったり、そもそもその会社の仕事に向いていなかったりする場合など、「辞めた方がいいケース」も当然あるだろう。
「体と心の健康があってこその仕事だと思うから、もし自分の子どもがトピ主さんのような状況なら、辞めたほうがいいと伝えます」「辞めたけど普通に幸せよ」「大手だからって安泰とは限らない」といった、トピ主の健康を気にする声も数多く出ていた。
大手企業での経験を魅力的に思ってくれる企業はいくつもあるだろう。転職で元気を取り戻せるなら、それに越したことはない。
一方で、「(医者から大きな決断はしない方がいいといわれているなら)退職の判断はもう少し心の状態が回復するまで待った方が良いと思う」といったアドバイスもあった。
確かに、復職するにしても転職するにしても、体調がよくならなければ楽しく働くのは難しい。就職活動を頑張って入った会社。まだそこで働きたい気持ちが残っているのなら、サポートを駆使して「しがみつく」のも一手だろう。