• 20代でガンを患った女性 「お見舞いに行くから!」と言って「全く来ませんでした」という友人と絶縁

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    友人と良好な関係を保つためには、助け合いの気持ちが大事なのかもしれない。広島県に住む40代後半の女性(医療・福祉・介護/年収400万円)は、友人との絶縁に至った経緯を事細かに綴ってくれた。事の発端は、10年前に遡るという。

    「友人が30歳前にがんになり、情報収集する勇気がないのでかわりに調べてほしいと言われ、調べ柔らかく伝えていました」

    女性が友人のために行ってきたことはこれだけではなかった。(文;長田コウ)

    退院3日前に「花送る」とメールが来て

    「手術前もお守りを持って行き、術後もお見舞いし、1年に渡って化学療法のときも自分ができることをして支えてきたつもりでした」

    と振り返る。また、治療後は「(女性の)母が身体に良いからとしそジュースを作ったのを渡していた」そう。献身的なサポートをしてきた女性に対し、ある日友人から反抗的な態度が取られた。それは、経過観察から「数年経ったとき」のことだった。

    「もう普通のジュース飲むからいらない!」

    友人のために、手間をかけて持って行っていたにもかかわらず、こんな言葉をかけられたら、「複雑な気持ち」になってしまうのも無理はない。女性には、さらなる苦難が続く。

    およそ8年が経ち、女性も友人と同じ病気になってしまい、手術することになったのだ。友人にその旨を伝えると…。

    「お見舞いに行くから!と何度も言うので、もしかしたら来るかもしれないと心づもりしてましたが、全く来ませんでした」

    友人がやっと行動に移したのは「入院10日目(退院3日前)」のことだった。

    「突然『病棟と部屋番号を教えなさいな』とメールが来ました。なぜかと聞くと『花送る』とだけ返答があり、お花が来たもののすぐ退院となり……」

    友人は、女性が入院する病院に足を運ぶことすらなかったのだ。自分が病気だったときは、散々女性に看病してもらったにもかかわらず、逆の立場になった瞬間、この態度とはいくらなんでも薄情だ。

    女性は結局、その花を「看護師さんに病院に飾ってくださいとお願い」したという。

    友人が「無事10年を迎え寛解」となったときも、友人から連絡が来ることはなかったという。

    「一緒に喜び合うこともできずとても悲しい思いが残りました」

    さすがの女性も、友人の態度には懲り懲りだったのだろう。絶縁を決意したときの心情をこう振り返る。

    「幾度も首をかしげてしまう対応があり、連絡を取ることをやめました」

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