• 「始業10分前には席についてないとダメ」“正直くだらないと思うマナー”に反響

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    「自分の常識は他人にとっては非常識」というのはよくある話で、価値観は人それぞれだ。しかし「何分前に会社に来て着席しているべきか」は職場の雰囲気に合わせなくてはならず、合わない場合はまあ、しんどい。ガールズちゃんねるに2月下旬、「正直くだらないと思うマナー・常識Part2」というトピックが立ち、トピ主がこんな不満を表明していた。

    「始業10分前には席についてないとダメな風潮の会社」
    「その10分の給料くれるならまだしも、無給で貴重な10分を無駄にしないといけないの?」

    こう疑問を呈すると、トピックには共感を意味するプラスが1400以上もついていた。(文:篠原みつき)

    「30秒前出社」「これで文句言われる筋合いないわ」

    仕事が始まる前のたとえ10分でも、無給で余計に働くのは嫌だと文句を言ったトピ主。これに対する反応は、「わかる 慣れたら毎日2分前出社とかだった」というツワモノをはじめ、こんなコメントがあった。

    「マナーじゃなくてただのブラックじゃん。30秒前出社、10秒前PC開く、9時業務開始、これで文句言われる筋合いないわ」
    「10分前出社はOK、10分前退勤は絶対NG。終わってるわ。せめて手当を出せって話。飲み会とか接待も同様」

    むしろ1秒たりとも無給で働きたくないという気持ちがにじみ出ている。退社は早めにしてはいけないのに出社は早めにしろと言われても、納得いかない人はいるのもわかる。

    職種や企業によっては、制服に着替える時間から時給が発生することもあるため、こうした発想になるのも頷ける。仮に時給で働いていて昇給の見込みもない人にとっては、たとえ10分でも切実な問題だ。

    「ギリギリに来る人は他のこともギリギリのイメージあるから信頼は得にくいと思う」

    だが、共感する人のほうが多いのかと言えば、そうでもない。コメントには、こんな皮肉や批判も多かった。

    「別に良いけど、ギリギリに来る人は他のこともギリギリのイメージあるから信頼は得にくいと思う」
    「その10分間無駄にする余裕がある人が、定時で仕事上げられるくらい仕事がめちゃくちゃ出来る」

    また「30分前なら分かるけど10分ならなんとも思わない」という人や、「30分前に来て掃除する様に、とかだったら疑問だけど、10分前って普通じゃない?」という声も。本格的に仕事を始める体勢を作るために、10分前くらいには着席しているのが常識、と考える人は多いようだった。

    自身の会社の社風を「うちの職場は10分前ならなんとも思われないな」と書いた人は、

    「3分前にいつも来る人が電車の遅延で何度も遅刻するのは印象悪く捉えられてる」

    とも指摘していた。いつもギリギリでは、何かあったときに遅刻する確率が高くなる。その10分を惜しんだばかりに頻繁に遅刻していれば、給与査定に響く会社もある。

    徒歩や自転車など、よほどのことが無い限り到着時間が変わらない場合ならともかく、公共交通機関を使う場合は多少早めに到着したほうが安心なことは間違いない。投稿者もそうしたことはわかった上でぼやいているのだろう。

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