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    アメフト経験者の男性、東京駅で“ぶつかりおじさん”を撃退 「うっ」とうめいた相手に「体幹鍛えた方がいいんじゃないですか?」 NEW

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    人ごみで故意に激突してくる“ぶつかりおじさん”の被害者は、小柄な女性だけとは限らない。

    「私は男です。一般的に『ぶつかりおじさん』は女性をターゲットとするケースが多いと思うので結構レアかもしれません」

    こう語るのは、千葉県に住む山野さん(仮名:40代男性)。数か月前のある週末、午後2時半頃、出張帰りで東京駅に降り立った際にぶつかりおじさんに遭遇したという。

    「新幹線を降りて在来線に乗り換えようと歩いていたときです。多分50代くらいの中肉中背の男性が、明らかに故意にぶつかってきました。その直前に殺気を感じたので私が避けると、それを見計らって同じ方向に突っ込んできました」

    しかし山野さんはアメフト経験者で体幹が強く、衝突にはまったく動じなかった。その後はどうなったのか、編集部では山野さんに詳しく話を聞いた。(文:篠原みつき)

    「相手がどういう軌道を辿るのか分かります。殺気にも敏感です」

    ちなみに山野さんは身長175センチほどで体重は80キロくらい、着痩せするタイプらしく「体重を言うと結構驚かれます」と語る。相手は目測を誤ったのだろう。

    当時、駅構内はそれほど混んでいなかった。人の流れはスムーズで、いわゆる通勤ラッシュのように人の流れを意識して歩かなければならないという事もなく、「普通に歩ける状態」だったという。相手はどんな様子だったのか。

    「服装はジャケットを羽織っており、短髪で黒縁のちょっとオシャレな眼鏡をかけていました。ちょっと意識が高そうでした。私は今日の夕飯どうしようかな?などと考えていましたが、衝突される直前、目の前のその人の目つきが変わり殺気を感じました。突っ込んでくるな……と分かりましたね」

    殺気を察知した山野さんが避けると、混雑もしていないのに同じ方向に突っ込んできたというから、明らかに故意だと感じた。しかし、山野さんは前述の通り、衝撃に強い体幹を持っていた。

    「私は昔アメフトをやっていたので相手がどういう軌道を辿るのか分かります。殺気にも敏感です。体幹が一般的な人よりは強いので、少しぶつかられた位ではビクともしません」

    「ぶつかってきた男性が『うっ』と気持ち悪い声を出してよろめいたので、『大丈夫ですか?故意にぶつかってる割にメチャクチャ軽かったですよ? 体幹鍛えたほうがいいんじゃないんですか?』って指摘してあげました」

    山野さんは学生時代にアメフトをやっていたというだけでなく、現在も怪我予防のため日々筋トレしているという。一方のぶつかりおじさんはと言えば……。

    「男性は『いや……あの……』と聞き取れないくらいの小さな声で何かをゴニョニョと言いながら去っていきました。」

    怪我がなくて何よりだったが、下手をすればぶつかりおじさんが転んで負傷した可能性もあった。山野さんは最後に、すべてのぶつかりおじさんへ向け「ダサいからやめたほうがいいですよ。無関係な人に八つ当たりするのは違う気がします」と諭すように語った。相手が誰であろうと故意にぶつかる行為は本当にやめてもらいたい。

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