派遣、パート等の非正規雇用から正社員へのステップアップ! 2018年6月27日 特選転職コラム ツイート 現在は非正規雇用で働いているけれど、将来的に正社員になりたいと考えている人も多いでしょう。そもそも非正規雇用と正社員では何が違うのでしょうか? 目次 非正規雇用と正社員の違いは? 正社員を目指すには? 自分にあった条件で正社員を目指そう 非正規雇用と正社員の違いは? 非正規雇用から正社員を目指す! 「非正規雇用」と言っても、契約社員や派遣社員、パートタイムなどさまざまな雇用形態があります。簡単に違いを見ていきましょう。 正社員 契約社員 派遣社員 パートタイム(アルバイト) 雇用主 勤務先の企業 勤務先の企業 派遣会社 勤務先の企業 雇用期間 原則無期 有期のことが多い 有期のことが多い 有期のことが多い 労働時間 企業の所定労働時間に基づく 企業の所定労働時間に基づく 企業の所定労働時間に基づく 正社員の所定労働時間より短い 福利厚生 企業の福利厚生制度を利用できる 法定外の福利厚生は企業によって異なる 派遣元の福利厚生が適用される 法定外の福利厚生は企業によって異なる 給与 原則月給で支払われ、賞与がある 時給か日給か月給かは企業により異なる。賞与は出ないことが多い 賞与・交通費が出ないことが多い。時給制が多い 時給制が多い。派遣社員に比べて時給が低いことが多い ※有期雇用の派遣社員の場合、同一組織単位に派遣できるのは最長3年までです。それを超えると派遣会社は派遣先に直接雇用の依頼をしたり、自社で無期雇用をしたりしなければいけなくなります。 非正規雇用の場合、雇用期間が有期のことが多い点が大きな違いでしょう。また、給与面でも福利厚生面でも、正社員のほうが恵まれていることが多いのが現実です。 労働契約法の改正により、非正規雇用であっても通算5年以上有期労働契約が続いた場合、無期労働契約に転換できるようになりました。いわゆる「5年ルール」です。ただし、無期雇用=正社員ではない点に注意しましょう。無期雇用されても労働条件に変化がないこともあります。 正社員を目指すには? 正社員になりたい場合、まずは早めに行動に移すことを考えましょう。採用に当たって年齢を問わないケースもありますが、早いほど選択肢が広がることは確かです。 人手が不足している中小企業・ベンチャー企業であれば、未経験でもチャンスがあるでしょう。これまでの職歴や経験、資格を活かせる職種であれば、さらに採用されやすくなります。 転職が難しい場合、まずは「紹介予定派遣」を利用する手もあります。紹介予定派遣というのは、最長6か月間派遣社員として働いた後、企業と社員が合意すれば正社員として雇用される制度です。 また、契約社員として入社してから正社員を目指すのもいいでしょう。「正社員登用制度」がある企業の口コミを一部ご紹介します。 契約社員でも正社員登用制度はありますし、管理職へ昇進することも可能です。そのためには、チーム意識が強く密なコミュニケーションを取り合う粘着質な社内文化に、水が合うかどうかが大きいと思います。個人プレーや仕事と割り切ったドライな関係を望む人にとっては、長く在籍するのは厳しい環境だと思います。(法人営業 30代前半 女性 契約社員) 正社員登用制度があれば、正規雇用への道が開きやすくなります。企業側は社員の働きぶりを確認してから雇用でき、社員側は企業の社風を理解したうえで正社員に挑戦できるため、ミスマッチが起きづらいメリットもあります。 正社員登用前提の雇用でしたが2年経過した時点でどのようにすればなれるか等の話もなく、なんの知識もなく年齢が上のほうから順次していってるような印象でした。(生産管理・製造管理 20代後半 男性 契約社員) 正社員登用の際は、スキルが重視されることもあれば年功序列のこともあるようです。 契約社員から正社員登用試験を受けることができ年々、採用基準はゆるめられているとは思うが実際は地域限定社員としての採用であり、そこからの昇進は長い年月を要する。(その他 30代前半 男性 契約社員) 正社員に登用されても、その後昇進しづらいケースもあるようです。長い目で見てプラスになるかどうか、きちんと検討しましょう。 自分にあった条件で正社員を目指そう 「自分の持つスキルを試したい」「すぐにでも正社員になりたい」という人は、転職エージェントやハローワーク等で相談してみるといいでしょう。 もう少し職務経歴を積みたい人、採用元の企業である程度働いてから正社員になりたいという人は、 ・派遣会社で紹介予定派遣について相談する ・正社員登用制度がある企業に応募する といった手があります。 ただし、正社員登用制度については、なかなか登用されないなど残念ながら「名ばかり」のケースもあるようです。登用された実績があるかどうか確認したほうが安心でしょう。キャリコネに登録すれば、実際に契約社員として働く人の生の声を確認することもできます。ぜひチェックしてみてください。 キャリアアップした人の成功事例を見てみよう! 私は社会人になってからは、仕事はとにかく実績が重要と考え、「簿記の2級や1級を持ってます」より「実務で年次決算ができます」が早く言えるよう、とにかく実務経験を磨いてきました。結果、その姿勢や実績が認められ、私は簿記3級しか持っていませんが転職先ではすぐに経理課長を任されるようになりました。 私の会社は規模が小さく、上の空きポジションが回ってこないとも言われていたのですが、私は「小さな組織であるからこそ、柔軟に変えられるはず」と考え、上長に部署や役職の新設や配置転換を自ら提案したところ、日頃の仕事の成果の他にこの点も評価され、制作マネージャーになれました。 キャリコネなら数十万人の口コミが掲載されており、現在の会社で昇進して成功した人、転職して成功した人など、きっとあなたのお手本になりそうな人の貴重な意見や口コミが見つかるはず! キャリコネなら60万社の口コミが見放題! 無料登録して口コミを見る
派遣、パート等の非正規雇用から正社員へのステップアップ!
現在は非正規雇用で働いているけれど、将来的に正社員になりたいと考えている人も多いでしょう。そもそも非正規雇用と正社員では何が違うのでしょうか?
非正規雇用と正社員の違いは?
「非正規雇用」と言っても、契約社員や派遣社員、パートタイムなどさまざまな雇用形態があります。簡単に違いを見ていきましょう。
※有期雇用の派遣社員の場合、同一組織単位に派遣できるのは最長3年までです。それを超えると派遣会社は派遣先に直接雇用の依頼をしたり、自社で無期雇用をしたりしなければいけなくなります。
非正規雇用の場合、雇用期間が有期のことが多い点が大きな違いでしょう。また、給与面でも福利厚生面でも、正社員のほうが恵まれていることが多いのが現実です。
労働契約法の改正により、非正規雇用であっても通算5年以上有期労働契約が続いた場合、無期労働契約に転換できるようになりました。いわゆる「5年ルール」です。ただし、無期雇用=正社員ではない点に注意しましょう。無期雇用されても労働条件に変化がないこともあります。
正社員を目指すには?
正社員になりたい場合、まずは早めに行動に移すことを考えましょう。採用に当たって年齢を問わないケースもありますが、早いほど選択肢が広がることは確かです。
人手が不足している中小企業・ベンチャー企業であれば、未経験でもチャンスがあるでしょう。これまでの職歴や経験、資格を活かせる職種であれば、さらに採用されやすくなります。
転職が難しい場合、まずは「紹介予定派遣」を利用する手もあります。紹介予定派遣というのは、最長6か月間派遣社員として働いた後、企業と社員が合意すれば正社員として雇用される制度です。
また、契約社員として入社してから正社員を目指すのもいいでしょう。「正社員登用制度」がある企業の口コミを一部ご紹介します。
正社員登用制度があれば、正規雇用への道が開きやすくなります。企業側は社員の働きぶりを確認してから雇用でき、社員側は企業の社風を理解したうえで正社員に挑戦できるため、ミスマッチが起きづらいメリットもあります。
正社員登用の際は、スキルが重視されることもあれば年功序列のこともあるようです。
正社員に登用されても、その後昇進しづらいケースもあるようです。長い目で見てプラスになるかどうか、きちんと検討しましょう。
自分にあった条件で正社員を目指そう
「自分の持つスキルを試したい」「すぐにでも正社員になりたい」という人は、転職エージェントやハローワーク等で相談してみるといいでしょう。
もう少し職務経歴を積みたい人、採用元の企業である程度働いてから正社員になりたいという人は、
・派遣会社で紹介予定派遣について相談する
・正社員登用制度がある企業に応募する
といった手があります。
ただし、正社員登用制度については、なかなか登用されないなど残念ながら「名ばかり」のケースもあるようです。登用された実績があるかどうか確認したほうが安心でしょう。キャリコネに登録すれば、実際に契約社員として働く人の生の声を確認することもできます。ぜひチェックしてみてください。
私は社会人になってからは、仕事はとにかく実績が重要と考え、「簿記の2級や1級を持ってます」より「実務で年次決算ができます」が早く言えるよう、とにかく実務経験を磨いてきました。結果、その姿勢や実績が認められ、私は簿記3級しか持っていませんが転職先ではすぐに経理課長を任されるようになりました。
私の会社は規模が小さく、上の空きポジションが回ってこないとも言われていたのですが、私は「小さな組織であるからこそ、柔軟に変えられるはず」と考え、上長に部署や役職の新設や配置転換を自ら提案したところ、日頃の仕事の成果の他にこの点も評価され、制作マネージャーになれました。
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