• 理不尽な上司だと大変!難しい上司とのうまい付き合い方とは

    直属の上司がどんな人かによって社員の働きやすさは大きく変わってきます。理不尽な上司のもとで働くのはつらいものです。実際に理不尽な上司のもとに配属されて困った人の事例や対処法をご紹介します。

    目次
    こんな上司は困る!事例紹介
    理不尽な上司のよくあるタイプと対処法
    本当に困ったら専門機関を頼ったり、職場を変えたりする判断も

    こんな上司は困る!事例紹介

    理不尽な上司とどう付き合う? 理不尽な上司とどう付き合う?

    キャリコネには、困った上司のせいでストレスを抱えた経験のある人の口コミが多く寄せられています。いくつか見ていきましょう。

    店長の人柄によって店が大きく変わる風潮がある。辞めた理由も理不尽な嫌がらせをする店長が赴任して露骨な嫌がらせをしてくる。完全に派遣社員を馬鹿にしており、偏見を持っている。人を見て態度を変えてくるからタチが悪い。店長次第の店だ(ショップスタッフ 40代後半 男性 派遣社員)

    嫌がらせをしてきたり、雇用形態によって差別をしてきたりする上司の例です。

    贔屓が激しいため、好かれていない者はかなりモチベーションが下がってしまう。好かれている者は、正当な理由なく夜勤なしのシフトが許されるなど、文句を言わず働いている者にとっては理不尽な事柄が多くあり、やりがいも失ってしまった。(ホールスタッフ 20代後半 女性 正社員)

    こちらも、特定の人だけをあからさまに優遇する上司の例です。人によって態度を変えられると困ってしまいます。

    ミスは全て部下の責任で手柄は全て上司、役員が持って行く体質。またミスをした場合はどんな些細なミスでも全社員の前で吊し上げられます。上司、役員が同じようなミスをした場合には笑ってごまかして終わり。この様な体質に耐えられませんでした。休日出勤や夜遅くまで会社に残って残業をしている社員は可愛がられそれに参加しない社員はどんどん評価が下がっていきます。すなわち給与をどんどん下げられます。時間外手当などが付くのであればまだしも、それらは一切ありませんのでモチベーションも全く上がりません。社会に出て外の世界を知らずに、ここでの事は全て正しい事だと教えられて当たり前の様に勤めてきましたが、あまりにも理不尽な事が多過ぎると気づき退職しました。実際、外に出て世の中(他)を見てみるとかなりひどい環境だったと今は思います。自分にとっては、社会人になり会社員そのものに対してトラウマを感じてしまう事になった会社でした。(研究開発 30代後半 男性 正社員)

    社内全体でマネージャーのみが優遇される風土が作られてしまっている例です。初めて入社した会社がこうした企業だった場合、つらくてもこの理不尽さが普通なのかもしれない、と考えてしまうこともあるでしょう。

    理不尽な上司のよくあるタイプと対処法

    理不尽な上司に当たってしまうと、精神衛生上よくありませんし仕事の能率も下がってしまいます。よくある困った上司のパターンと対処法をご紹介しましょう。

    ・指示が頻繁に変わる
    昨日と今日で逆のことを言ってくる、自ら言った指定の期日を忘れて「早くしろ」と叱る、など指示がコロコロ変わる上司がいます。
    この場合、まずはメモをしっかり取る、メールの指示であればプリントアウトしてデスクに置いておくなど、すぐに証拠を提示できる状態にしておくと良いでしょう。ただし、いざ指摘すると逆上されるケースもあります。
    業務量にもよりますが、理不尽な上司が指示してきた仕事にはすぐに取り掛かって終わらせてしまうのも手です。指示が変わる前に終わらせてしまえば、こうした被害に巻き込まれるリスクは下がります。

    ・怒鳴る、威圧する
    耐えられる範囲であれば、「いつものこと」「自分が悪いわけではない」とある程度受け流す鈍感さを身につけるのも手です。ただし、継続的に暴言を吐いたり怒鳴ったりする行為は、パワハラに該当します。つらいときは我慢せずに誰かを頼りましょう。

    ・丸投げ、責任逃れをする
    マネージャーとしての責務を果たさず、部下に仕事を丸投げしたり、トラブルが起きた際に部下のせいにしたりする上司がいます。上からの評価を気にしている上司や、実は業務内容をあまり理解していない上司にありがちなパターンです。
    ミスの責任を押し付けられては自分自身の評価に響いてしまいます。しかし、一対一では対抗しづらいケースが多いため、この場合は同僚と協力したほうがいいでしょう。普段から情報交換をしておき、いざというときに上司の上司や人事に複数人で相談できるようにしておきましょう。

    本当に困ったら専門機関を頼ったり、職場を変えたりする判断も

    理不尽な上司のせいでストレスを抱え込んで我慢すると、心を病んでしまうことがあります。そうなると、その後の人生に影響することもあるでしょう。会社や労働組合、労働局などの専門窓口を頼る手もあります。スムーズに相談するためにも、上司から受けた行為に関して記録や日記をつけておくといいでしょう。

    対処できない場合は、思い切って転職するのもひとつの方法です。会社によって、働きやすさや上司との関係はさまざまです。キャリコネに登録すれば、数多くの企業の職場環境に関する口コミを読むこともできます。チェックしてみてください。

    困った上司は、部下社員をこんなに追いこんでいる!
    困った上司と我慢して一緒にずっと仕事をしている部下社員には、以下のような悪い事態が起こる可能性があります。
    いずれはこんな危険な状態に
    困った上司はどんな職場でも発生し得るものですが、その主な発生原因は独立行政法人労働政策研究・研究機構が平成24年4月に発表した「職場のいじめ、嫌がらせ、パワーハラスメント対策に関する労使ヒヤリング調査」によると、
    困った上司の発生原因
    などの職場の働く環境に起因すると言われています。

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