ノー残業でガチャガチャ 「1万円ゲット」できる会社が本当にあった 2014年2月12日 企業徹底研究 ツイート 日経ビジネスが「働き方革命」という特集を組んでいる(2014.2.10号)。昨年10月から「朝残業」を導入している伊藤忠や、「6時間休憩なし労働」のスタートトゥデイ、「残業ゼロ」のさきがけとなったトリンプなど、「超時間労働」を採用する先進企業の働き方を紹介している。 彼氏や彼女に振られた際に休める「恋破れて休暇」があるサニーサイドアップや、冬でも「サマータイム」を採用するユニ・チャームなど、創造性を重視して画一的な働き方に縛られないユニークな取り組みも増えているようだ。 記事の隅には「ノー残業で1万円ゲット」という小さな見出しがある。東京・千代田区のソフトウェア会社ベーシックは月2回、定時退社するとガチャガチャを引いて景品をもらうか、午前休を取得できる制度があるという。 ガチャガチャで5000円をゲットした社員(ベーシック提供) 代表のイラストが「早く帰って、休息せよ!」 ガチャガチャは、最大で1万円が当たるというが、本当だろうか。同社の広報ブログを見にいくと、詳しいことが書かれていた。 「ベーシックの福利厚生のひとつ『ガチャガチャ』。定時(18:30)に帰るときに社内のガチャガチャを引くことが出来ます♪ 中身はガムやキャンディーなどのお菓子や、入浴剤などのハズレ(これも十分嬉しいのですが)と、ランチ券や現金1万円など高額景品も入っています!」 実際に金券をゲットする様子も、写真入りで紹介されている。特製の紙幣には、金額別に代表やキャラクターの濃い社員の顔が刷られている。ガチャガチャの機械に貼られているのは、代表と思われる男性が「早く帰って、休息せよ!」とつぶやくイラストだ。 ウェブサイトには、ベーシックが大事にしている「ベーシック語録」が掲載されている。「常に”そもそも”の視点を忘れない」「『なぜ?』を3回、疑問を持って行動する」など、合理的思考を重視する言葉のほか、 「まじめ1回、ユーモア1回」 「『めんどくさい』と思った瞬間こそが取り組むサイン」 「人を変えても変わらない、人を活かすことを考えよう」 など人間くさい言葉も並んでいた。 あわせてよみたい:「お金はないがメダル獲れ」はブラック企業
ノー残業でガチャガチャ 「1万円ゲット」できる会社が本当にあった
日経ビジネスが「働き方革命」という特集を組んでいる(2014.2.10号)。昨年10月から「朝残業」を導入している伊藤忠や、「6時間休憩なし労働」のスタートトゥデイ、「残業ゼロ」のさきがけとなったトリンプなど、「超時間労働」を採用する先進企業の働き方を紹介している。
彼氏や彼女に振られた際に休める「恋破れて休暇」があるサニーサイドアップや、冬でも「サマータイム」を採用するユニ・チャームなど、創造性を重視して画一的な働き方に縛られないユニークな取り組みも増えているようだ。
記事の隅には「ノー残業で1万円ゲット」という小さな見出しがある。東京・千代田区のソフトウェア会社ベーシックは月2回、定時退社するとガチャガチャを引いて景品をもらうか、午前休を取得できる制度があるという。
ガチャガチャで5000円をゲットした社員(ベーシック提供)
代表のイラストが「早く帰って、休息せよ!」
ガチャガチャは、最大で1万円が当たるというが、本当だろうか。同社の広報ブログを見にいくと、詳しいことが書かれていた。
実際に金券をゲットする様子も、写真入りで紹介されている。特製の紙幣には、金額別に代表やキャラクターの濃い社員の顔が刷られている。ガチャガチャの機械に貼られているのは、代表と思われる男性が「早く帰って、休息せよ!」とつぶやくイラストだ。
ウェブサイトには、ベーシックが大事にしている「ベーシック語録」が掲載されている。「常に”そもそも”の視点を忘れない」「『なぜ?』を3回、疑問を持って行動する」など、合理的思考を重視する言葉のほか、
など人間くさい言葉も並んでいた。
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