楽天で「労働時間短縮」の動き? これも「英語公用語化」の効果なのか 2014年2月27日 企業徹底研究 ツイート 口コミサイトのキャリコネに2014年2月27日、楽天に勤務する正社員から書き込みがあった。勤務時間が「数年前と比べてかなり改善してきた」のだという。 書き込みを残したのは、30代前半の男性システムエンジニア。改善したのは開発部門における労働時間で、営業部門は「まだまだ過酷なイメージがある」という。 午後8時までいると「遅い方」 このエンジニアの職場では、以前は「毎晩10時までいてサービス残業が当たり前だった」が、今では「(午後)8時までいると遅い方となった」という。ダラダラ残業がなくなったのだろうか。時間削減の理由は明らかではないが、 「グローバル企業を目指す中での改善だろうか。外国人も多くなってきたので。休日出勤も最近はほとんどない」 という印象を持っているようだ。 「英語公用語化」により、楽天社内は外国人が働きやすくなっている可能性が高い。採用ページでは、中国や欧米出身の社員が紹介されているが、外国人は、日本人のような無茶な長時間労働を好まないし、上司や同僚がいるから帰りにくいといった無意味な「空気読み」もしない。 「滅私奉公」が通用するのは、日本人だけだ。時間を計画的に使い、仕事とともに私生活や自分の健康を気遣う外国人社員の影響が、よい形で現れているのかもしれない。他の会社でも、本気でやろうと思えばできるのではないか。 あわせて読みたい:楽天営業の過酷な現実
楽天で「労働時間短縮」の動き? これも「英語公用語化」の効果なのか
口コミサイトのキャリコネに2014年2月27日、楽天に勤務する正社員から書き込みがあった。勤務時間が「数年前と比べてかなり改善してきた」のだという。
書き込みを残したのは、30代前半の男性システムエンジニア。改善したのは開発部門における労働時間で、営業部門は「まだまだ過酷なイメージがある」という。
午後8時までいると「遅い方」
このエンジニアの職場では、以前は「毎晩10時までいてサービス残業が当たり前だった」が、今では「(午後)8時までいると遅い方となった」という。ダラダラ残業がなくなったのだろうか。時間削減の理由は明らかではないが、
という印象を持っているようだ。
「英語公用語化」により、楽天社内は外国人が働きやすくなっている可能性が高い。採用ページでは、中国や欧米出身の社員が紹介されているが、外国人は、日本人のような無茶な長時間労働を好まないし、上司や同僚がいるから帰りにくいといった無意味な「空気読み」もしない。
「滅私奉公」が通用するのは、日本人だけだ。時間を計画的に使い、仕事とともに私生活や自分の健康を気遣う外国人社員の影響が、よい形で現れているのかもしれない。他の会社でも、本気でやろうと思えばできるのではないか。
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