合コンに社内恋愛… 大企業の会社員は出会いが多すぎるゾ! 2012年6月15日 企業徹底研究 ツイート 「婚活」という言葉はブームを過ぎたが、結婚できない適齢期の男女の問題は、いっそう深刻さを増している。その理由は異性との出会いの場がないことや、デートにいく時間的・金銭的余裕がないことが主なものと思われる。 かつて職場は、男女の最大の出会いの場だった。しかし、バブル崩壊後の職場環境の変化や業務量の増加によって、その機会は激減した。デートに行くヒマもないくらい忙しくなり、給与や賞与の大幅カットで男性が女性におごることも難しくなった。 とはいえ、中にはまだ恵まれている人たちも残っている。それが大手企業の会社員だ。社内には男女がバランスよく交じり合い、合コンに行く程度の時間的余裕もある。社外に行けば会社のブランドを生かせるし、たまのおごりも苦しくない収入もある。キャリコネの口コミで、そんなリア充(=リアル生活の充実)ぶりをのぞいてみよう。 「合コンなどで他の会社の女子社員と会うと非常に受けが良かった。簡単についてきてくれて男女の関係を持つことができたので、さすがトヨタだなと」(トヨタ自動車、20代前半の男性社員) ◇ なぜかモテる広告代理店と総合商社 まずは、合コンで女性にモテる広告代理店から。スポンサー企業とマスコミの間に立っているだけなのに、なぜか人気があるのだ。メディアに絡んでいるという華やかさと、収入の多さが強みか。 「報酬は高いです。さすが天下の電通という感じ。合コン受けもとても良いので、ミーハーな方にはおすすめです」(電通、20代前半の男性社員) 「普通にモテますw 合コンでも会社名出した後は食いつきが違いますから。(略)まぁ会社の名前が通ってるといい扱いしてくれるってことです。気分はいいですよねw」(博報堂、20代後半の男性社員) 円高で絶好調の難関、総合商社の男性もモテるらしい。 「男性社員は外でも(外のほうが?)モテるので、社内恋愛はそう多くはないように思う。合コンはかなり盛んで一日二回戦ということも」(伊藤忠商事、30代後半の女性派遣社員) ただ、社外で人気の男性を、社内の女性がみすみす逃すわけもない。社内に女性が多い会社では、社内恋愛も盛んで、ときには「社内合コン」も行われたという。 「ある年では同期内カップルが5、6組いるようだ。社内恋愛、結婚は非常に多いようで、会社も寛容。とくに年次が上の人は奥さんが社内という人が非常に多い。ただ、昔は業務職が百人単位でいたため社内合コンで出会うことが多かったようだ」(三井物産、20代前半の女性社員) ◇ 社内報に「社内合コン募集」の欄があったリクルート リクルートに勤める20代後半の女性は、上司から「○○君とつきあったら?」と言われたこともある。これなら「出会いが少ない」なんてことはありえないだろう。 「社内報で、社内合コン募集の欄があり、社内恋愛においてはかなり寛容かと思われます。たまに、いろんな方と同時に関係を持つ方がいらっしゃるので、そういった方に引っかからないように気をつけてください」 キヤノンの30代の女性社員に至っては、自社の男性社員の売り込みまでしている。 「開発部隊はとにかく男性職場なので、女性の派遣さんなどがいたら、社内恋愛に発展する率は高い!安定企業だし、真面目な方が多く、結婚をするなら開発系男子です。(略)女性のみなさんぜひ、キヤノンと合コンしてみてください」 大学を卒業したばかりのフレッシュな新人が、研修の場で出会ケースも少なからずある。20代のNTTデータのシステムエンジニアも、 「新入社員として入社した際、新人研修で一緒にいる時間が多くなる。この研修期間中に仲良くなって、そのまま恋愛に発展していくことが多い」 と振り返っている。就職先も確保できず、恋愛もできない人たちにとって、残酷なほどの環境の違いである。ああ、そんなピチピチな女の子を…。そんないら立ちをヨソに、「中の人」たちは今日も楽しそうに生活を楽しんでいる。 【その他の企業徹底研究の記事はこちら】 *「キャリコネ」は、社員が投稿した企業に関する口コミ、年収情報、面接体験などを共有するサイトです。2012年5月末現在、45万社、18万件の口コミが登録されています。
合コンに社内恋愛… 大企業の会社員は出会いが多すぎるゾ!
「婚活」という言葉はブームを過ぎたが、結婚できない適齢期の男女の問題は、いっそう深刻さを増している。その理由は異性との出会いの場がないことや、デートにいく時間的・金銭的余裕がないことが主なものと思われる。
かつて職場は、男女の最大の出会いの場だった。しかし、バブル崩壊後の職場環境の変化や業務量の増加によって、その機会は激減した。デートに行くヒマもないくらい忙しくなり、給与や賞与の大幅カットで男性が女性におごることも難しくなった。
とはいえ、中にはまだ恵まれている人たちも残っている。それが大手企業の会社員だ。社内には男女がバランスよく交じり合い、合コンに行く程度の時間的余裕もある。社外に行けば会社のブランドを生かせるし、たまのおごりも苦しくない収入もある。キャリコネの口コミで、そんなリア充(=リアル生活の充実)ぶりをのぞいてみよう。
「合コンなどで他の会社の女子社員と会うと非常に受けが良かった。簡単についてきてくれて男女の関係を持つことができたので、さすがトヨタだなと」(トヨタ自動車、20代前半の男性社員)
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なぜかモテる広告代理店と総合商社
まずは、合コンで女性にモテる広告代理店から。スポンサー企業とマスコミの間に立っているだけなのに、なぜか人気があるのだ。メディアに絡んでいるという華やかさと、収入の多さが強みか。
「報酬は高いです。さすが天下の電通という感じ。合コン受けもとても良いので、ミーハーな方にはおすすめです」(電通、20代前半の男性社員)
「普通にモテますw 合コンでも会社名出した後は食いつきが違いますから。(略)まぁ会社の名前が通ってるといい扱いしてくれるってことです。気分はいいですよねw」(博報堂、20代後半の男性社員)
円高で絶好調の難関、総合商社の男性もモテるらしい。
「男性社員は外でも(外のほうが?)モテるので、社内恋愛はそう多くはないように思う。合コンはかなり盛んで一日二回戦ということも」(伊藤忠商事、30代後半の女性派遣社員)
ただ、社外で人気の男性を、社内の女性がみすみす逃すわけもない。社内に女性が多い会社では、社内恋愛も盛んで、ときには「社内合コン」も行われたという。
「ある年では同期内カップルが5、6組いるようだ。社内恋愛、結婚は非常に多いようで、会社も寛容。とくに年次が上の人は奥さんが社内という人が非常に多い。ただ、昔は業務職が百人単位でいたため社内合コンで出会うことが多かったようだ」(三井物産、20代前半の女性社員)
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社内報に「社内合コン募集」の欄があったリクルート
リクルートに勤める20代後半の女性は、上司から「○○君とつきあったら?」と言われたこともある。これなら「出会いが少ない」なんてことはありえないだろう。
「社内報で、社内合コン募集の欄があり、社内恋愛においてはかなり寛容かと思われます。たまに、いろんな方と同時に関係を持つ方がいらっしゃるので、そういった方に引っかからないように気をつけてください」
キヤノンの30代の女性社員に至っては、自社の男性社員の売り込みまでしている。
「開発部隊はとにかく男性職場なので、女性の派遣さんなどがいたら、社内恋愛に発展する率は高い!安定企業だし、真面目な方が多く、結婚をするなら開発系男子です。(略)女性のみなさんぜひ、キヤノンと合コンしてみてください」
大学を卒業したばかりのフレッシュな新人が、研修の場で出会ケースも少なからずある。20代のNTTデータのシステムエンジニアも、
「新入社員として入社した際、新人研修で一緒にいる時間が多くなる。この研修期間中に仲良くなって、そのまま恋愛に発展していくことが多い」
と振り返っている。就職先も確保できず、恋愛もできない人たちにとって、残酷なほどの環境の違いである。ああ、そんなピチピチな女の子を…。そんないら立ちをヨソに、「中の人」たちは今日も楽しそうに生活を楽しんでいる。
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*「キャリコネ」は、社員が投稿した企業に関する口コミ、年収情報、面接体験などを共有するサイトです。2012年5月末現在、45万社、18万件の口コミが登録されています。