1
-
-
-
企業ニュース
アクセスランキング-
-
2
-
3
-
4
-
5
-
6
-
7
-
8
-
9
-
10
働きやすい企業ランキング
-
マカフィー ソフトのアップデートで不具合 離職率の高さに社員は不安
マカフィーは同社のウイルスソフトで、定義ファイルをアップデートすると、インターネットに接続できないか機能に問題を起こす不具合が、8月18日に一部で発生したと発表した。
不具合が発生したのは、個人向け「マカフィーアンチウイルス」、企業向け「McAfee VirusScan Enterprise」。問題を引き起こす可能性がある定義ファイルは、定義ファイル「6807」と「6808」。
個人向け「マカフィーアンチウイルス」では、今回の不具合が発生しているパソコンがインターネットに接続できず、解決のためのオンラインアップデートができない。このため、ソフトの再インストールが必要となる。
セキュリティ大手の重大な不具合は、ユーザーに大きなインパクトを与えた。そのマカフィーの社内はどのようなものだろうか。キャリコネに寄せられた、日本法人の社員の口コミから見てみよう。
【その他の口コミ＆年収記事はこちら】
20代後半の男性契約社員は労働環境について、こう述べている。
「人間関係が良くないことと激務のため、離職率が非常に高いです。そのため、社員としてもモチベーションが低くなり、仕事もいい加減なものでした」
この男性社員によると、会社は離職率が高いことを気にしておらず、辞めたら新しい社員を入れてよしとする傾向があるそうだ。このような会社の姿勢が、今回のような不具合を生んだのではないだろうか。
「上の人間は経営陣から人事の古株まで、全く変わりません」
と、出世について話すのは30代前半の男性社員だ。この男性社員はさらに、こう指摘している。
「実績を残してそれなりの意見を持つようになると、上層部から潰され、いつの間にか会社から去っていきます」
このような状況では、社員が高いモチベーションを維持することは難しいだろう。
また、別の20代後半の男性社員もこう言う。
「積極的に会社改革や売り上げ向上のための建設的な意義・提案であっても、Noを唱えるものは続々と会社を出て行きます」
硬直した組織とやる気を奪われる社員。このままでは、マカフィー製品の不具合がいつ再発してもおかしくないように感じられる。
＊「キャリコネ」は、社員が投稿した企業に関する口コミ、年収情報、面接体験などを共有するサイトです。2012年7月末現在、45万社、19万件の口コミが登録されています。