群馬銀行 南関東への営業強化 社内は「ノルマに対する執念が強い」 2013年2月4日 今日の口コミ&年収 ツイート 群馬銀行は大都市部の顧客開拓を強化するため、今後3年間で南関東3カ所程度に支店を新設する。群馬県内の支店は業務縮小などのリストラを進め、人員を南関東の支店へ重点的に配置する。 同行は現在、東京、千葉、神奈川に8支店を設置している。うち3支店は過去3年内の新設。今後も過去3年と同ペースの新設を続け、南関東の営業力を強化する方針だ。 同行は地盤の群馬県で40%近い融資シェアを占める県内有力行だが、県内の資金需要は横ばいが続いている。今後も少子高齢化や県内企業の海外進出などで大きな伸びは望みにくい。 そこで、県内より成長が見込める南関東への「南下政策」を3年ほど前から進めてきた。結果、南関東での融資の前年比伸び率は、2012年3月期で中小企業向けが約20%、個人ローンが約60%に増加。今回も支店網の拡大で南関東の資金需要開拓を加速し、収益力を高めたい考えだ。 北関東から南関東へ積極的な進出を図っているいる群馬銀行はどんな地銀なのだろうか。キャリコネの口コミから見てみよう。 【その他の口コミ&年収記事はこちら】 法人営業の男性行員(20代後半)は社風について、次のように述べている。 「職場の雰囲気は支店長が全て。顧客よりも上司を見て仕事をしている人が大多数。また、ノルマに対する執念も近隣同業者に比べると異常に強い」 一方、金融関連職の男性行員は、やりがいを見つけられない要因をこう述べている。 「1:上司の指示がほかの上司の指示と矛盾することが度々ある、2:時間外を無くせという指示があるが、サービス残業が増えるだけ、3:目標というノルマが重くのしかかる、4:お客様のためと言いながらお客様に必要ないものでも推進しなければならない」 同行関係者は「不撓不屈の精神力がないと、この銀行では勤まらない。何しろ『群馬の野村証券』と言われているほど」と苦笑している。 「南下政策」の成功で気を吐く、斎藤一雄頭取の口癖は「人材育成なくして群馬銀の明日はなし」といわれている。 しかし、「『群馬の野村証券』なので人材使い捨てが実態。南下政策も部下の尻を叩くしか能のない指揮官(支店長)の白兵突撃作戦で耳当たりの良い報告しか聞いていないので、斎藤頭取は政策の営業効率の悪さがわかっていない。南関東の支店網拡大は近い将来、業績の足を引っ張る重りになるかも知れない」と、前出の関係者は心配している。
群馬銀行 南関東への営業強化 社内は「ノルマに対する執念が強い」
群馬銀行は大都市部の顧客開拓を強化するため、今後3年間で南関東3カ所程度に支店を新設する。群馬県内の支店は業務縮小などのリストラを進め、人員を南関東の支店へ重点的に配置する。
同行は現在、東京、千葉、神奈川に8支店を設置している。うち3支店は過去3年内の新設。今後も過去3年と同ペースの新設を続け、南関東の営業力を強化する方針だ。
同行は地盤の群馬県で40%近い融資シェアを占める県内有力行だが、県内の資金需要は横ばいが続いている。今後も少子高齢化や県内企業の海外進出などで大きな伸びは望みにくい。
そこで、県内より成長が見込める南関東への「南下政策」を3年ほど前から進めてきた。結果、南関東での融資の前年比伸び率は、2012年3月期で中小企業向けが約20%、個人ローンが約60%に増加。今回も支店網の拡大で南関東の資金需要開拓を加速し、収益力を高めたい考えだ。
北関東から南関東へ積極的な進出を図っているいる群馬銀行はどんな地銀なのだろうか。キャリコネの口コミから見てみよう。
【その他の口コミ&年収記事はこちら】
法人営業の男性行員(20代後半)は社風について、次のように述べている。
「職場の雰囲気は支店長が全て。顧客よりも上司を見て仕事をしている人が大多数。また、ノルマに対する執念も近隣同業者に比べると異常に強い」
一方、金融関連職の男性行員は、やりがいを見つけられない要因をこう述べている。
「1:上司の指示がほかの上司の指示と矛盾することが度々ある、2:時間外を無くせという指示があるが、サービス残業が増えるだけ、3:目標というノルマが重くのしかかる、4:お客様のためと言いながらお客様に必要ないものでも推進しなければならない」
同行関係者は「不撓不屈の精神力がないと、この銀行では勤まらない。何しろ『群馬の野村証券』と言われているほど」と苦笑している。
「南下政策」の成功で気を吐く、斎藤一雄頭取の口癖は「人材育成なくして群馬銀の明日はなし」といわれている。
しかし、「『群馬の野村証券』なので人材使い捨てが実態。南下政策も部下の尻を叩くしか能のない指揮官(支店長)の白兵突撃作戦で耳当たりの良い報告しか聞いていないので、斎藤頭取は政策の営業効率の悪さがわかっていない。南関東の支店網拡大は近い将来、業績の足を引っ張る重りになるかも知れない」と、前出の関係者は心配している。