• お酒の強要、どうかわす? 「ウーロンハイとウソ」「ソーセージで乾杯」「顔にゲ○ぶちまけ」

    4月も終わりに近づきました。新年度の初めには、歓迎会や親睦会、花見など、お酒を飲むシーンが多かったのではないでしょうか。

    しかし、気心が知れた仲間同士とは違い、会社の飲み会は何かと気を使います。中には、どうしても苦手という人も。Q&Aサイトの発言小町には、ある若手社員からこんな相談が寄せられていました。

    「飲み会での酒の強要、皆さんはどうやってあしらっているのでしょうか?」

    多数派は断るよりも「受けてかわす」

    相談者のちょろさんは、社会人2年目の男性。いじられキャラや人と争えない性格が災いしてか、飲み会でよく先輩からお酒を強要されるそうです。

    「俺の酒が飲めないのか―!」とお猪口を回してくる先輩。「もう飲めないっすよ!」と語気を強めて断ると、次の日には「お前は取引先と飲んだとき、酒を断るのか!」と怒られ、無理に飲んでトイレに吐きに行っても余計に怒られます。

    時には、吐いている姿を嘲笑されることもあるそうです。しかし、嫌がる相手に無理やりお酒を飲ませる行為は、立派なアルコール・ハラスメント。急性中毒で命を落とす人もいます。

    悩ましいのは、こういう酒好きの人たちは、仕事上は上司や取引先の評判もいいんですよね。なので他人に訴えても、厳罰を下すことが難しい場合がほとんどです。

    こういう人たちには「これはアルハラですよ」と真正面から断っても、逆効果なことが多いもの。逆上されて、嫌がらせがエスカレートするおそれもあります。ここは大人のコミュニケーション術で乗り切るに越したことはありません。

    回答者からも「最低の酒呑みたち」「危険極まりない行為」と批判があがりつつ、「拒否するよりもうまく受けた方がターゲットにされにくい」という助言が相次ぎました。

    「乾杯の1杯目など、断ると目立つタイミングだけ飲む。後はさっと席を立って注文係や替えのおしぼりを頼むなど、飲めないなりの振る舞いを身に付ける」(飲み会要因さん)
    「早めに焼酎に切り替えて、(自分用に)薄いお酒を作る」(大和川さん)
    「こっそりとウーロン茶を頼み、先輩に何か聞かれたら『ウーロンハイを飲んでいます!』と答える」(りんごさん)

    お酌の先制攻撃で泥酔させる方法も

    中には、こんなジョークで乗り切るという人もいました。

    「酒を受けるふりをして、ソーセージで乾杯するなどジョークでかわし、すかさず『ところで…』と話題を変えて上司を持ちあげ、上司の得意分野で質問攻めにする」(げこげこさん)

    先手を打って上司や先輩を「いつもありがとうございます!」などと持ち上げながらお酌をし、先に泥酔させる方法も考えられます。これで攻撃はグダグダになるので、あとは愛想笑いをしながら、いなしておけばいいわけです。

    もし、それでも先輩がしつこく飲みを強要してくるのであれば、こちらも「最終手段」を講じるしかありません。

    「私がまだ新人の頃、同僚の男性社員が(飲みの席で)先輩の顔に思いっきりゲ○をぶっ掛けてしまい…、(中略)それからというもの、この同僚は無理に飲まされることは無くなりました」(りんごさん)

    原因を作ったのは、無理に酒を勧めた人なのですから、この男性を責めることはできませんよね。あまりにもしつこい先輩には、これくらいの荒療治が必要なのかもしれません。ただ、まき散らしたこの男性社員には、その後、飲み会では先輩どころか誰も近づかなくなったそうですが…。(ライター:Makiko.N)

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